1.信じられない出来事
先日、診察のために地元の病院を訪れた際のエピソードを紹介したい。
会計を済ませて、自分の診察券と健康保険証を返してもらおうとしたところ、受付の人がいくら探しても私の分が見つからない。どうやら、私の直前に会計を済ませた人(親子連れ)に対して、誤って私の診察券と健康保険証を渡してしまったらしい。到底考えられないミスで、私もさすがに絶句・・・。どういても個人情報保護法違反しまくり。しかも、私は病院の後に急ぎの所用があったので、すぐに移動する必要があり、病院側の「当人に連絡をとって、Sabosanの健康保険証を病院に持ってきてもらう」という言葉を信用して、その場を後にすることに。
その後、1時間半ほどしてから病院から電話がかかってきて、「間違って渡した人に連絡がついて、Sabosanの健康保険証を持ってきてもらいました。現在、病院で保管していますので、いつでも取りに来てください」という電話がかかってきて、ようやく一安心・・・。近日中に取りにいく予定だが、冷や汗ものの出来事だった。
この一連の出来事の原因は、
- 病院側が渡すべき健康保険証をきちんと確認せずに、別人に渡してしまった。
- 誤って私の健康保険証を受け取った人が、その場できちんと確認せずに受け取ってしまった。
という二重のミスが重なったことにある。私が訪れた病院はどちらかというと小規模だが、同じような出来事は、規模を問わずどの病院でも発生しうると思う。
健康保険証は、個人にとって再重要レベルの個人情報であり、他人の手に渡ってしまった場合、悪用される可能性もありえる。今回、病院とのやりとりに際しては、私は努めて平静を装っていたが、人によっては激怒するレベルだろう。
2.まとめ
この出来事は、ケアレスミスの恐ろしさを教えてくれる。例えば、こういったミスを防ぐために、仕組み(マニュアル)を整備する職場もあるかもしれないが、、それだけ優れた仕組みを構築しても、結局それを運用するのは「人」であり、いつかミスは起こりえるもの。
ざっと、このようなエピソードだが、読者の皆さんも病院に行って、診察後に保険証を返してもらう場合、常に確認するクセをつけることをお勧めしたい。