企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【ドラマ】テレビ東京系ドラマ「ハラスメントゲーム」/コンプライアンス室長が主人公という異色ドラマが放送中

10月から新しいドラマの放送がスタートしているが、そのうちの一つに企業法務担当者が興味を引かれるドラマがある。それがこちら。

なんと主人公はコンプライアンス室長という異色の企業ドラマ。現在のところ、第3話まで放送されているので、その感想を少し記しておこう。

<あらすじ>
主人公の秋津(唐沢寿明)は大手スーパーの富山中央店で店長を務めていたが、突如、本社のコンプライアンス室長の辞令を受けて東京に戻ることになった。彼を待ち受けていたのは、異物混入事件やパート従業員の一斉退職騒動などのトラブルの数々。普段はひょうひょうとして、冗談口をたたく秋津は、ここぞという時には、凄みを出してピンチを解決していく。しかし、彼自身も過去にパワハラ容疑で左遷された経歴もある一方、社長と常務との権力争いに巻き込まれていくことに・・。
私が知る限りでは、ドラマの主人公がコンプライアンス室長というのは初めてだと思う。これも時代の流れというか、昔に比べると、隔世の感がある。もちろん、このようなドラマが放映されていること自体、「法令遵守」という言葉が世の中で常識化している証であり、企業法務担当者にとっては追い風であることには違いないが・・・。なお、過去に「グッドパートナー」という企業法務を専門とする弁護士を描いたドラマがあったが、この作品ほど法律知識が前面に出るわけではなさそう。 

ドラマ後半のクライマックスでは、主人公は「あなたクズ中のクズですね!」と言い放つシーンがあるが、これは数年前の大ヒットドラマ「半沢直樹」(もう5年前のドラマ!)を意識しているのだろうか?(ちなみに、半沢直樹で取引先に出向していた近藤役で出演している滝藤賢一が主人公が勤務する会社の社長役で出演しており、一癖ある社長役を好演している) 

ドラマ自体は一話完結型で非常にわかりやすい。また、主人公はコンプライアンス室長という立場でありながら、必ずしもルールの絶対厳守にこだわるのではなく、「会社や個人を守るために、時にはルールを柔軟に解釈し、現実との折り合いをつける」という解決策をとっている。これは企業法務の仕事にも通じるものがある。もちろん法律を守るという姿勢は大切だが、実利(=現実の利益)を得るために、その時の状況に応じて柔軟に方針を変えるということは、私自身もたびたび経験しているからだ。ある意味、主人公のスタンスは参考になるため、このドラマを最後まで観てみようと思う。 

ハラスメントゲーム

ハラスメントゲーム