企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【企業法務】法務担当者に求められる能力

1.文書作成能力は法務パーソンの必須スキル 私がときどき拝見している法務ブログに臥竜窟さんの「現代の臥竜窟」があるが、8月3日付の記事を読んで、全くそのとおり!と感じたものだ。 臥竜窟さん曰く、
1.法務部門は、企業経営の言語化を行う部門でもある。従って、法務担当者は、文書作成能力にも長けていなければならない。 2.当該文書は、作成時点の企業活動の証拠となりうるほどの明確かつ論理的なものでなければならなす、一定水準の高品質であることが要求される。
「法務部門は、企業経営の言語化を行う部門でもある。」とは、なるほど確かにそのとおりだ。法務担当者の仕事といえば、契約書作成なのだが、これを的確に行うためには、事実把握能力・論理的思考力・資料分析能力とともに一定水準の言語化能力が必要となる。私も学生時代から国語は結構得意だったが、法務担当者になってからは、文章力に関する本を積極的に読破してノウハウの習得にいそしんでいる。 2.営業マンの代書屋さん状態? 私も臥竜窟さんのように、営業担当者から契約書ではない文書の作成を受けることが多い。取引先へのクレーム対応文書、陳謝状、挨拶状、はたまた取引先への忘年会や接待ゴルフのお知らせまで作成している(笑)。しかし、私にしてみれば、文書作成のよい訓練にもなるため、全て引き受けるようにしている。また、私にとってもう一つのメリットは、社内に私自身の名前を宣伝することができることだ。転職者である私は社内人脈を広げることが必要なのだ。「コイツは使える」と思ってもらえれば儲けモンである。おかげで社内には「Sabosanは文章を作るのがうまい」という風評があるようで、非常にありがたく思っている。 私も職業柄、文書作成能力には、そこそこ自信はあるため、これによって会社に多少なりとも貢献したいと思っている。 blogram投票ボタン 1クリックお願いします!