1.契約書作成とマインドマップ
私は、新規の契約書をゼロから起案する場合、いきなりワードでタイプ打ち作業を始めるのではなく、まず紙などに当事者関係図を記したり、条項のアイデアなどを殴り書きした上、アイデアをある程度含まらせることにある程度時間を費やすようにしている。いわば、契約書全体の設計図を意識するといえばいいのだろうか。その作業に使うのがマインドマップである。
以前の記事で「図書館でマインドマップ関係の本を借りたことがある」と言及したこともあるように、私はこちらにも興味を持っていた。これは要するに「命題となるキーワードを中央に配置し、大きいカテゴリーから小さいカテゴリーに至るまで放射状にキーワードを連ねていく」というビジネスシンキングである。
私の場合、白いA4用紙に契約書のタイトルを書き出し、ポイントとなる条項のタイトルを放射状に配置し、さらに細かい要件や効果を箇条書きで記していく。本当にこれだけのシンプルなやり方ではあるが、まずはこれから作成する契約書の概要・全体像をおおむね決めた上で、タイプ打ち作業する方が効率的だと思うのだ。
2.iPodアプリも活用
以前、Twitterでツイートしたことがあるが、私は、この作業を通勤電車で行うこともある。もちろん、電車内で紙とペンを用意するわけもいかないので、その際に使用するのが、iPodアプリ「SimpleMind」だ。
20110207SimpleMind posted by (C)Sabosan
いろいろ調べてみると、マインドマップ系のアプリはたくさんあるようだったが、最終的にはこちらに決めた次第。このアプリの特徴は
①とにかく使用しやすい。キーワードを直感的に配置することができ、思考をスムーズに視覚化できる。
②PDF形式にしてメール送信したり、画像としてカメラロールに保管するなどアウトプットも簡単にできる。
といえば、いいのだろうか。特にノードや枝をグリグリと動かせるのは、感動的ですらある。このあたりは、アナログではできないところで、両者をうまく使いわけたいところ。
20110207SimpleMind(2) posted by (C)Sabosan
3.思考を視覚化する
このアプリは、契約書の検討用途に限らず、様々なジャンルについて思考する際に使える。私も通勤電車を利用して思考メモを残すようにしている。そして、それらは、定期的にEVERNOTEに送信して蓄積している。
20110207SimpleMind(4) posted by (C)Sabosan
ちなみに、本アプリはiPod版に限らず、パソコン対応版もあり、相互に同期化して編集できるようだ。私はまだ試したことがないので、いずれこちらにもチャレンジしてみたい。ちなみに本アプリは無料版もあるので、興味を持たれた方はこちらから試してみることをオススメする。
http://www.simpleapps.eu/simplemind/
http://cyblog.jp/modules/weblogs/1440
http://www.appbank.net/2009/06/30/iphone-application/34716.php
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