企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会】医療費控除のために確定申告を行う/領収書の中身がきちんとチェックされないことに驚く

先日、地元の商工会議所に確定申告の手続きに行ってきた。私は会社員であり、本来ならば確定申告を行う必要はないが、昨年に家族の薬代や病院代で医療費が10万円を超えたので、その還付を行うためだ。

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私が確定申告会場を訪れたのは午前中だったが、すでに大勢の人が順番待ちをしており、待ち合いコーナーで2時間近く(!)待たされることに。しょうがないので小説を読んだり、スマホを眺めたりして時間をつぶす。 

そうしてようやく私の出番になったので、税務署の職員に「医療費控除のために確定申告をしたい」と説明して、領収書の束を見せる。しかし、職員はそれらをパラパラとめくって、一番上に合計金額を記入したメモ書きを確認しただけで「OKです」と一言。私は「医療費控除の明細書」を持参しなかったので、その場で記入を求められるのかな、と思っていたが、特にそのようなこともない。心配になった私が職員に「領収書の中身のチェックはしないのですか?」と質問すると、苦笑いしながら「うん、まあ別にそこまではしませんよ」との事。ということは、ウソの金額を記入してもバレないかもしれない。もちろん私は正直に申告しており、何の不正もしていない。しかし、その気になれば、いくらでもごまかせそうな気がする。

まあ、会場にこれだけ多くの申告者が訪れており、何時間もの順番待ちをしている状態で、職員が何十枚もの領収書をきっちりとチェックすることは現実的に不可能なのだろう。このあたりは民間企業でもよく見かける「ルールと現場運用のギャップ」に通じるものがあって、なかなか興味深い。すなわち、現場において時間と人員が限られている以上、ルールの完璧な運用は困難となり、「おそらく大丈夫」という性善説に基づいて運用せざるを得ない・・・。(もっとも、これが法人ならば、このような「緩い運用」はNGで、税務署の細かいチェックが入ると思うが) 

そんなこんなで、1時間ほど会場に滞在してパソコンによる確定申告は無事に終了した。還付金は3月中に指定銀行口座に振り込まれる予定。金額はそれほど多額ではないが(家族で2~3回外食に行けるぐらい)、ありがたく有効活用させてもらうことにしよう。

図解・表解 確定申告書の記載チェックポイント(平成31年3月15日締切分)

図解・表解 確定申告書の記載チェックポイント(平成31年3月15日締切分)

  • 作者: 天池健治,岡本忍,日景智,天池&パートナーズ税理士事務所
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