先日の話だが、地元駅に行く途中にあるコンビニ(直営店ではなくフランチャイズ店)に立ち寄ったところ、商品がえらく少なくて、陳列棚がスカスカの状態。これはもしやと思って店内の張り紙を見ると、「2月●日をもちまして廃業します」との張り紙が・・・。
私が住んでいる地元にはたくさんのコンビニがあるが、これまで数店舗が廃業しており、現在はマッサージ店や駐車場になっている。
もちろん廃業するつもりで起業するコンビニ経営者はいないだろうが、やはり現実は厳しいのだろうか?例えば、問題点としては、
- 本部に多額のロイヤリティを持っていかれる。
- 経営に独自色を出すことができない。(出すと本部から嫌がらせを受ける)
- 会社員のように有給休暇や賞与などはなく、労働基準法によって保護されない。
- コンビニというビジネスモデル自体がコモディティ化しており、過剰なライバル店とのレッドオーシャンで競争しなければならない。
などがあげられよう。思うに、このご時世でコンビニを経営するには相当の覚悟が必要になるだろう。blog.yam5.com
ふと思うのは、コンビニを廃業した元経営者は、その後にはどのような職業につくのだろうか?普通の会社員には戻りにくいだろうし・・・。
そういえば、私には学生時代にコンビニでバイトしていた友人がいるが、「コンビニでバイトすると段取り力や臨機応変さが身につく」「様々な経験をすることで社会勉強になる」と発言する一方で、「コンビニ経営者は本当に大変だよ」と語っていた。本当に厳しい世の中だと思う。