私は、企業法務担当者として、様々な社内クライアントから相談を受ける。もし、相手が本社内に所属するならば、そのまま対面で打合せすることも可能で、円滑なコミュニケーションは比較的取りやすい。しかし、遠方にいる社内クライアントとは打合せを行うことはできないので、電話またはメールを使うしかない。そうなると、こちらの意図を正しく説明できないことがあり、コミュニケーション面で苦労することがたびたびある。
このような場合、私は説明用の資料としてパソコンのスクリーンショット画面をメールで送信することがある。例えば、イントラネットのある箇所に誘導したいときやWORD・EXCELの特定箇所を参照させたいときに、その画面のスクリーンショットに矢印やコメントを記入して、メールで送信する。場合によっては、電話で補足説明を行う。
スクリーンショットに使用するソフトウェアは、Windowsに標準搭載されているSnipping ToolやScreenpresso など。特に後者は編集が簡単で使いやすいし、ある程度カスタムができるので、非常に便利。
このように、画像の表現力は言葉に勝るケースがあるため、状況に応じてスクリーンショットの有効活用をお勧めしたい。