昨年マイクロソフトのOutlookの解説本について触れたことがあった。
あれから1年以上が経過したが、その後も断続的にOutlookの解説本を読んでいる私。これまでOutlookのテクニック本はWordやExcelに比べてそれほど多くはなかったが、急に増えてきたような気が・・・・。
できる Outlook パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全 2019/2016/2013&Microsoft 365対応 できるシリーズ
- 作者:三沢友治,できるシリーズ編集部
- 発売日: 2020/07/28
- メディア: Kindle版
Outlookの基本的な機能は以下の4つ。
①メール②予定表③連絡帳④タスク管理
これらの4つの機能はビジネスパーソンにとって、いずれも欠かせないが、私の周囲では①②のみで終始し、4つ全てを均等に使いこなしている人はそれほど多くない。
私にとって重要なのは④で、こなすべきタスクを一覧表示した上、カテゴリ・優先順位・期限などに分類することができるので、かなり重宝している。タスクにはリマインダーも設定できるため、例えば、「●●さんに契約交渉結果を確認する」「●●さんからの相談案件をまとめる」などのタスクについて、アラームを設定すれば、その日時になると画面中央にアラームが表示される。これは手帳などのアナログツールでは絶対にできない芸当。
一方、メール画面をデフォルトのまま使用している人も多く、カスタムしまくっている私にすれば、非常にもったいない。例えば、私の場合、コンパクト表示(2行表示)ではなく、1行表示(受信日時・送信者・受信者・タイトル)にした上、画面右側にはプレビュー画面を配置している。さらに、色別の分類ラベル(「至急」「本日中」「保留」「返事待ち」など)を設定して、メールを視覚的に判別しやすいように工夫している。これだけでも、メールの処理効率は大幅に向上する。
Outlookに限らないが、IT知識は少し実行するだけでも、パフォーマンスが大きく変わることも多い。というわけで、少しずつ試行錯誤して、自分なりのスタイルを作りあげていくことをお勧めしたい。