先日、書店で見かけて衝動買いしたのがこちらの一冊。
アウトルック最速仕事術 年間100時間の時短を実現した32のテクニック
- 作者: 森新
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前に触れたように、私は仕事のタスク管理は手帳とOutlookを併用しているが、会社では後者をメインに利用している。Outlookはメール・タスク管理・予定管理・アドレス帳など様々な機能を備えており、ビジネスパーソンにとってはなくてはならないアプリ。
このアプリの使い方次第で仕事の生産性は大きく変わると言っても過言ではない。従って、私は常日頃からOutlookの使い方を研究し、カスタマイズなどを行っている。この本にはそのOutlookをうまく使いこなす上での32のテクニックが紹介されている。すでに知っているテクニックなども結構あったが、初めて知ったものもあり、それなりに有益だった。
- メンバーの予定や会議室の状況を一発で確認することができるoftファイル機能(P95)
- 受信トレイに1回でジャンプできる機能(P126)
- メールのフォントを変更できる機能(P144)
特に1.については、Outlookで予定表の画面まで移動するのが面倒だったが、一度のクリックで起動できるので、非常に助かった。このテクニックは私が愛用しているObject Dockと組み合わせると、その真価を発揮する。
ただし、筆者が主張している「メール画面に予定表を固定する(P23)」「メールの閲覧ウィンドウは使わない(P30)」については消極的だ。例えば、私は閲覧ウィンドウ支持派で、メール画面で右横に縦長の閲覧ウィンドウを常に表示させている。それは、メール単体をいちいち開くことなく内容をそのまま確認できるから。
このように、自分の仕事スタイルに合うテクニックだけをチョイスしたが、このような「つまみ食い」で十分だと思う。
企業法務担当者に限らず、現代のビジネスパーソンは、パソコンスキルの優劣がそのままパフォーマンスに直結する。従って、本書のようなパソコンスキル本を活用することをお勧めしたい。