今回はWordやOutlookで使用しているフォントについての話。
私は、Windows 7の頃は明朝体やメイリオなどのフォントを使用していたが、数年前にWindows 10のパソコンに変更してから、BIZ UDゴシックをメインで使用している。
これは、印刷機器メーカーの株式会社モリサワが開発したフォントで、2018年のWindows 10の大型アップデート時に標準搭載されるようになった。BIZ UDは、ユニバーサルデザインに基づき制作されており、名前の通りビジネス文書に使っても全く違和感はない。丸みがあって太く、安心感が感じられる読みやすいフォント。 というわけで、私は、メールソフトのOutlookのオプション設定を変更してBIZ UDゴシック(プロポーショナル)を使用している。
読み手にもなかなか好評で、「どうやったらこのフォントに変更できるんですか?」と聞かれることもしばしば。やはりメールは仕事で毎日目にするものであり、読み手の立場にたって、読みやすいフォントデザインを使用したいところ。最近は、メール以外の社内向けレポート(Wordで作成)もBIZ UDゴシックを使用することも多い。
と言っても、さすがに仕事で作成する契約書や覚書のフォントは明朝体で統一している。自社の定型契約書も同様。私も企業法務担当者である立場上、これまで何百、何千もの他社契約書を見てきたが、ほぼすべてが明朝体が使用されていた。やはり契約書については不変か。

たかがフォントだが、されどフォント。Powerpointもそうだけれど、意外とフォントによって、読み手に与える印象は大きく異なってくる。余裕があれば、このあたりを意識しておいて損はない。