企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【旅行】Sabosanの岐阜・愛知漫遊記 その1/樽見鉄道に乗って秘境をめぐる旅!?

9月の連休を利用して2泊3日の家族旅行に行った我が家。旅行先は岐阜県大垣市を中心に愛知県まで足を伸ばした。というわけで、何回かに分けて旅行の様子を紹介したい。
 

 

1.車で岐阜を目指す

まず車で大阪を出発し、近畿自動車道を通って滋賀県の米原方面に向かう。途中大津のサービスエリアで休憩しつつ琵琶湖を一望。この日はまだ残暑厳しく、空はきれいな真っ青。

※サービスエリアから琵琶湖を一望。4月には琵琶湖を自転車一周(ビワイチ)したのも懐かしい思い出。
 
そして、米原を経由して東の岐阜方面に向かうと大垣市に到着する。途中休憩を入れると所要時間は3時間ぐらいか。車はJR大垣駅近くの駐車場に停車して、まずホテルに荷物を預ける。泊ったのはこちらのホテル。 
 

2.ローカル鉄道に乗って

さて、荷物をホテルに預けて身軽になってからすぐ近所にあるJR大垣駅に向かう。初日の目標は、樽見鉄道に乗車すること。樽見鉄道は大垣と樽見をつなぐ全長34.5キロのローカル鉄道で、片道1時間ほどの距離。
 

※大垣駅はJRや樽見鉄道だけではなく、養老鉄道の乗り換え駅で大垣ダッシュは有名。
 
 

 
当日は大垣駅で乗り放題の一日フリー乗車券(1600円)を購入して、大垣~樽見を往復する。全く予想外だったのがフリー切符を購入するとおまけで1500円分の商品券がついてきたこと。家族4人分を購入したので、1500円×4人=6,000円分という太っ腹。つまり購入した切符と同等分のキャッシュバックがあるような感じ。私はこれまで全国各地のフリー切符を購入したが、このような試みは初めて目にした。ローカル鉄道なのにこんなに無理していいのだろうか?

※もらった時何が何やらわからなかったので、すぐにスマホで検索。枚数限定らしい。
 
一両編成のディーゼル列車は大垣駅を出発して、トコトコと北に向かって走る。学生が何人か乗車していたが、大半は途中駅で下車し、乗車客はほぼ私たち家族だけに・・・。

※列車は山間部を抜けて北へ向かう。なんとも落ち着いた風景。

 

そして、景色はやがて田園風景となり、深い山々や峡谷などの日本の原風景に変化していく。やっぱりローカル鉄道はこうでないと・・・。普段の通勤電車では味わえない光景だ。

 

 
さらに終点近くになるにつれてやがて秘境感も増し、鉄道というより冒険に向かうアトラクションのようだ。
※途中の峡谷ではスピードを落とし、風景を楽しませてくれる心憎いサービスも。
 

※樽見鉄道の大半が無人駅で、有人駅は数えるほどしかない。

 
そうこうしているうちに1時間が経過して終点の樽見駅に到着。このあたりには国の天然記念物に指定されている「樽見の大桜」があり、毎年春には観光客でにぎわうらしい。しかし、オフシーズンであるこの時期には駅付近には人影は見当たらず静かなもの。

※樽見は文字通り山と川に囲まれた小さな町。
 
私たちは、そのまま乗車してきた列車の折り返し運転に乗って大垣方面に戻る。途中、樽見鉄道の本社がある本巣(もとす)駅で下車(息子が鉄印をもらうため)。その時に動画撮影した美しい夕暮れ時がこちら。山々の合間にある寂寥感漂うローカル駅で見る晩夏の夕暮れは万感に迫るものがある・・・。これも旅の思い出か。
 

※夏の終わりを感じさせるひと時にタイミング良く列車が入線。
 
ちなみに、撮影したのはこの付近。

 
そのまま本巣から次の電車に乗って大垣方面に向かい、途中のモレラ岐阜駅で下車。駅のすぐ東側にショッピングモールがあり、そちらで夕飯を食べるためだ。その際、フリー切符の購入時にもらった金券(6,000円分)をここで全て使い切る。

※夕飯は館内のかっぱ寿司にて。金券のおかげで安く済んだ。
 

 
夕飯を済まして駅に戻ると辺りはすっかり真っ暗。夜空を見上げれば星や飛行機の光がはっきりと見える。地元ではなかなかお目にかからない光景だ。

※辺りは一面真っ暗で、静かなもの。
 
そして、ようやく大垣駅に戻ってきたのは午後9時近く。すっかり遅くなってしまった。

 
こんな感じで、大垣旅行1日目は終了。2日目の様子は次回に。