今回で福井旅行(二泊三日)の紹介は最終回。
旅行最終日となる3日目(1/6)に二連泊したホテルを引き払って荷物を駅のコインロッカーに預けてから移動を開始。最初に訪れたのはJR福井駅から徒歩5分ほどの距離にある北ノ庄城跡。
あたりは神社や公園がある開けた空間となっており、柴田勝家やお市の方の銅像が設置されている静かな場所。
あいにく小雨が降ってきたので、足早にそこを離れて北側の福井城跡を訪れる。現在は福井県庁がある場所だが、当日は休日のためか、人影は少ない。
その後は、すぐ近くにある福井市立強度歴史博物館を散策する。福井の歴史を紹介する展示物が保管されており、館内には私たち親子以外に誰もいない。
その後は、乗り放題切符を使って、えちぜん鉄道に乗車する。目指すは終点の三国港駅。50分ほどで到着。
ここで、私と息子は別行動となり、息子はえちぜん鉄道の支線の一つとなる勝山永平寺線に乗車。一方、私は途中の田原町で下車して、福井県立歴史博物館に向かう。
こちらのスポットでは昭和をテーマにした常設展が開催中。昭和生まれの私には懐かしい代物があり、思わぬ旅の思い出となってしまった。このように、予想しない出会いも旅の醍醐味か。
※昭和生まれには懐かしいアイテムをちらほらと発見。このレコードは昔実家で見かけたような・・。
その後は、JR福井駅前で息子と合流し、福井鉄道(路面電車)に乗車して、終点の武生(たけふ)に到着。これで今回の福井旅行の乗り鉄旅はすべて終了。
※武生駅で購入した御乗印。
JR福井駅に戻ったのは午後7時過ぎぐらいだろうか。コインロッカーで荷物を回収してから大阪に向かうサンダーバードに乗車する。大阪駅に着いたのは午後9時半ぐらい。
こうして、地震の影響で石川・富山から福井に目的地を変更した正月旅行は無事終了した。過ぎてしまえば、あっという間の3日間。その後は仕事始めを迎えて、いつものどおりの日々を送っている私。
しかし、正月に発生した能登半島地震がなければ、私たちは1月6日に七尾や穴水にまで足を運んでいたわけで(七尾城跡巡りをしたり、穴水ではレンタサイクルを借りる予定だった)、人生本当に何があるかわからない。息子はJR七尾線やのと鉄道に乗れなかったことを嘆いているが、地震発生のタイミングが一歩ずれていれば旅先で私たち親子が被災していた可能性もあったのだ・・・。HPによると、のと鉄道は地震の影響で、現在も不通となっているし、まずは状況が落ち着くのを待ちたい。