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【ドラマ】NHK大河ドラマ「真田丸」/「日本一の兵(つわもの)」真田幸村の生涯を現代風に描く

1.半沢直樹=戦国武将 自宅で時間があるときに、コーエーの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望 創造」(PS Vita版)をプレイしていることは、以前に触れたかと思う。 

その影響で最近、戦国時代ものの書籍を読んだりしているが、歴史ファンならば、見逃せないのが、NHKの大河ドラマだ。私も子供の頃は親が見ていた関係で、「独眼竜政宗」「風林火山」などを見た記憶はあるが、近年の大河ドラマは、若者のテレビ離れを反映してか視聴率が低迷していた。そんな中、今年の大河ドラマ「真田丸」はなかなか面白いと巷の評判で、この4月ぐらいから鑑賞している。

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本作では、戦国時代において「日本一の兵(つわもの)」と称された信濃の地方豪族の一族である真田幸村(信繁)が知恵と勇気で乱世を生き抜く姿が描かれている。演じているのは、半沢直樹でのブレイクが記憶に新しい堺雅人。脚本は三谷幸喜で、独特のコメディ色が随所に散りばめられている。また、「半沢直樹」では、主人公のライバル黒崎検査官を演じた片岡愛之助が知勇兼備の名称である大谷吉継を演じているのがなかなか興味深い(後に自分の娘を幸村に嫁がせて、義理の親子関係となる)。

 

先日に放送された第24回「滅亡」では、豊臣秀吉による小田原征伐によって北条家が滅亡したところまで描かれた。

2.「信長の野望」を真田家でプレイ
「真田丸」の影響を受けて「信長の野望 創造」において、1600年「関が原の戦い」を幸村の父親である真田昌幸でプレイしている。史実ならば、この時代の真田昌幸・幸村は、徳川家康と敵対関係となるが、ゲームでそれをやってしまうと、あっという間に真田家は滅亡してしまうので、ここは真っ先に徳川家と同盟を結び、その援軍により周囲の国を少しずつ侵食し、上杉家、最上家、伊達家などの大名を滅ぼして、東北・北陸地方を支配下に置き、一大勢力に成り上がったところ(兵数22万)。その結果、近畿地方を統一した石田三成(兵数40万)と関東・中部地方の覇者である徳川家康(兵数29万)と三つ巴の勢力争いを行うという史実とは全くかけ離れた関係に・・・。

3.気になるドラマの展開
大河ドラマは7月から後半戦に突入する。今後は、関ヶ原の戦いをきっかけに真田昌幸、幸村と信幸が敵味方に別れる「犬伏の別れ」、徳川秀忠が率いる大軍を上田城で昌幸・幸村親子が撃退する「第二次上田合戦」、九度山での雌伏の日々、そして、大阪城に設けられた真田丸で幸村が徳川軍相手に奮闘する「大阪冬の陣」などの数々のクライマックスが待ち受けていることだろう。


信長の野望 戦国立志伝 [真田昌幸] 第二次上田合戦


信長の野望 戦国立志伝 [真田幸村] 大阪冬の陣

ちなみに、ドラマでは山本耕史が演じる石田三成が非常に味わい深い。一見、合理主義で、冷たい人物に見えるが、不器用な人間的な弱さを合わせ持つところがうまく演じられているなあ、と感心する。

 いずれにせよ、残り半年間となった大河ドラマではどのように描いていくのだろうか。楽しみにしつつ、続きを追いかけてみたい。

真田三代

真田三代