企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【歴史】東海地方にある徳川家康ゆかりのパワースポットをめぐる/徳川美術館・徳川園と岡崎城

1.鳴かぬなら 鳴くまで待とうホトトギス

歴史ファンの間では、戦国三英傑である織田信長・豊臣秀吉・徳川家康のいずれのファンなのかについて話題になることが多い。私自身も若い頃は、派手な織田信長や豊臣秀吉に目が行きがちだったが、年を重ねると、次第に徳川家康の良さがわかるようになってきた。 

家康は幼少時に主家が衰退し、織田家や今川家で人質時代を送るなどの苦労をしている。その後、今川義元の戦死をきっかけに三河(愛知県東部)で戦国大名として独立するが、長期間にわたって織田信長や豊臣秀吉に臣従を強いられ、一武将に近い扱いを受けている。しかも、信長からは武田家との内通を疑われた妻と長男(松平信康)の殺害を命じられ、やむなくこれを実行する。このような忍従の日々を送り続けながら、実力を蓄えていると、ようやく天下を獲るチャンスが訪れる。それは1600年の「関ケ原の戦い」で、西軍を破った結果、名実共に日本の支配者となる。その後、江戸幕府を創設して、徳川家による天下統一を実現する。

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このように、徳川家康ほど「忍耐・忍従・辛抱」というキーワードが似合う戦国大名は他には見当たらない。織田信長や豊臣秀吉はほぼ一代限りの短期政権に終わっている一方、家康が創設した江戸幕府は、15代260年にも及ぶ超長期政権となり、その後の日本の歴史に大きな影響を及ぼしている。つまるところ、この三者における最終的な勝利者は徳川家康といえる。このような事情もあって、徳川家康ファンである私もいずれ東海地方にある家康ゆかりの歴史スポットを訪れたいと考えていた。そして、先日愛知県と静岡県を観光したので、その様子を簡単に紹介したい。 

2.徳川美術館・徳川園

まず、最初に訪れたのは、愛知県名古屋市東区にある徳川美術館だ。 

ここでは、尾張徳川家に伝えられた総数1万数千件の大名道具や美術工芸品、源氏物語絵巻などが保管されている。ただし、写真撮影がほぼNGだったので、内容を詳しくお伝えできないのが残念。そのとなりには日本庭園である徳川園があるので、散策する。かなり暑いので、それほどはのんびりできなかったが・・・。

 

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3.神君出生の地 岡崎城

その後、名古屋鉄道(名鉄)で、名古屋駅から東岡崎駅まで移動する。下車して15分ほど歩くと岡崎公園があり、その一角に岡崎城がある。

 

この岡崎城は、徳川家康生誕の場所としても有名。ただし、見た感じはそれほど大きくなく、こじんまりとしている。城内の撮影は禁止されていたが、私が訪れた時期は、「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボ企画で、刀鍛冶が制作したエヴァをイメージした刀が展示されていた(ここだけは撮影OK)。

 

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また、公園内には徳川家康や本多忠勝の銅像などが設けられていたので、記念に写真を撮影する。

 

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また、岡崎城の近くには「三河武士のやかた 家康館」という施設があり、松平家のルーツや関ケ原の戦いが紹介されている。(あと、企画展としてエヴァ刀がこちらでも展示されていた)こちらも写真撮影が制限されていたため、内部の雰囲気はお伝えしにくいが、歴史好きなら楽しめること請け合いだ。

 

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岡崎公園には2時間ほど滞在してから次の目的地である浜松に向かう。続きは次回に。 

超ビジュアル!  歴史人物伝 徳川家康

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