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【歴史】Sabosanの北九州漫遊記 その1/小倉市の小倉城と松本清張記念館に足を運ぶ

先日、休日を利用して北九州を観光したので、その模様を紹介したい。

1.徳川幕府の九州支配拠点となった小倉城

小倉(こくら)は、福岡県の北九州市にある九州と本州の接点となる都市で、新幹線の停車駅でもある。いわば北九州の玄関口で、小倉城・八坂神社・漫画ミュージアム・旦過市場・遊園地など様々な観光名所が立ち並んでいる。同じ福岡県の博多ほどメジャーではないが、バラエティ豊かなスポットが数多く立ち並び、一日は十分遊ぶことができる。 私の場合、まず足を運んだのは、駅の西南にある小倉城。

小倉城は、戦国大名である細川忠興が「関ヶ原の戦い」の勲功として、北九州に領地が与えられてから1602年に本格的に築城したお城だ。その後、細川家が熊本に国替えとなってからは、徳川家の譜代大名である小笠原忠真が入藩している。九州には島津家・黒田家・龍造寺家など数多くの外様大名が存在するが、その目的はそれらの監視と統制だったらしい。 さて、小倉城は5階建で、各階は歴史・企画などの展示ゾーンに分けられている。最上階の天守閣からは小倉市街を見渡すことができ、その眺望を楽しむことができる。 

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2.社会派文豪の足跡を伝える松本清張記念館

さて、お城の中で1時間ほど過ごしてから、近隣の松本清張記念館に足を運ぶ。社会派推理小説の権威でもある松本清張は北九州出身との事で、その経歴や作品群を紹介した施設となっている。こちらは写真撮影がNGのため、内部の様子はお伝えできないが、作品のデータベースや自宅の書斎を再現したモデルルームなど設置されており、なかなかバラエティに富んでいる。

 

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私が松本清張を知ったのは、2004年に放送されたドラマ「黒革の手帳」を観賞してから、原作に興味を持ったのがきっかけだ。(現在、別キャストでもドラマ「黒革の手帳」を放映しているが、こちらは観ていない)ほかにも「砂の器」など図書館で何冊か借りて読んだことがある。

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小倉市で回ったのはこの二箇所のスポットで、その後JRで関門海峡に面する門司港まで足を運んだが、その様子は次回に。

或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫)