私が初めてのSIMフリースマホを購入したのは2014年10月で、あれからもう3年あまりが経過した。
その間、毎日スマホを利用していたが、2017年春にiOS10にアップデートした頃から動きがモッサリとしてきて、次第にストレスを感じるように・・・。そこで、当初はiPhone8に機種変更するつもりだったが、SIMフリー版(256GBの場合)の場合、代金は10万近くもするため、「ちょっと高すぎないか?」と二の足を踏んでいた。どうせ、購入した当初は新型でもOSをアップデートすると、2~3年で陳腐化するのは間違いないだろうし・・(iPhone6ですでに経験済み)。
そこで、妻に相談したところ、「別にEVERNOTEやブラウザなど基本的なアプリが使えるならば、iPhoneにこだわらなくてもいいじゃないの?」と、妻が使用しているZenfone3を勧められた。メーカーは台湾のASUS(エイスース)で、私は過去に同社のノートPCを使用していたこともあり、なじみのあるメーカーだ(当時はアスースと呼ばれていたが、いつの間にか呼称が変わったようだ)。このASUSは、近年日本でもAandroidのスマホであるZenFoneシリーズを数多く販売している。妻が使用してるのはこちら。
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Zenfone(ゼンフォン)という珍しい名称は、なんでも日本の「禅」から引用しているらしい。なんでも「心に平和をもたらす、無駄のない美しさ」を意味しているとか・・。Appleの創業者である故スティーブ・ジョブスも禅に傾倒していたらしいし、禅には外国人を引き付ける何かがあるのだろうか。さて、気になる液晶サイズは5.2インチで、iPhone6の4.7インチに比べると一回り大きい。しかし、iPhone Plusの5.5インチほど大きくないので、片手でも十分扱える。もちろんトータル的なスペックは最新のiPhone8やiPhone Xには見劣りするだろうが、日常生活で使うという点からすると、特に支障はない。
また、ネットでZenFoneの評判を調べてみると、決して悪くないようだ。
また、私にとって絶対に欠かせない以下のアプリは、androidでも公開されているため、iPhoneからandroidに機種変更しても大きな問題はなさそう。結局のところ、スマホの使い勝手は、ユーザが自分のライフスタイルに応じてインストールするアプリの充実度次第であり、私にしてみれば、これらのアプリが使えるならば、別にandroidであっても構わない。
私の周囲には高価でハイスペックなiPhone(ハードウェア)を所有しているユーザは数多いが、ソフトウェアレベルで深く使いこなしている(例えば、EVERNOTE・Pocket・Workflow・IFTTTなどのアプリを使いこなしている)ユーザはそれほど多くない。大半は電話・メール・ネット・カメラ・ゲーム程度で、そうならば(ミドルスペッククラスのandroidが販売されている現状で)わざわざ高価なiPhoneにこだわる必要はないのに、とも思う。
そのようなわけで、年末に価格comでZenFone3を30,000円ほどで購入し(iPhoneに比べるとかなり安い)、年末年始休みは、SIMカードの入れ替えやアプリやデータの移行に時間を費やしていた次第。正月明けにようやくその作業が終わったが、ZenFone3は、これまでのiPhone6と違ってキビキビと動き、非常に気持ちよい。この様子ならば、2~3年は使えそう。不思議なもので、妻の提案がなければ、このままiPhoneユーザだったかもしれないが、いざこうやってandroidに触れてみると、明らかにiPhoneより優れている点が見受けられる。そう、androidは、iPhoneに比べると自由な面が多い(むしろ、iPhoneのユーザに対する制約が強すぎると言うべきか)。もっとも、自由過ぎて問題点がないでもないが・・・。
いずれにせよ、1~2ケ月前には予想だにしなかった形で、私はiPhoneならぬandroidユーザになってしまったわけだが、その感想については、本ブログでも少しずつ触れていきたい。
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