1.いきなりの初期不良
昨年の暮れにSIMフリー版のiPhone6からZenFone3(ASUS)に機種交換したことは、以前にも触れたとおり。
そして、主なアプリをインストールした上、「さあ、これから使いこなすぞ!」と思った矢先のこと。なんと、カメラに初期不良が判明。具体的な症状としては、①タップしてもオートフォーカスが作動しない(ピンボケ)、②画面上で波ゆれが発生する、③カメラを起動するとスマホ本体から「キーン」と金属音がする、など・・・。例えば、大阪城を撮影した際の写真が以下のような感じ。
ご覧のとおり、瓦部分が波打っており、どう見てもこれはカメラの不具合。私が訪れた日は、外国人観光客が多かったが、このような大阪城の写真を撮影したのは、私ぐらいだろう(笑)。帰宅してから、ネットで調べてみると、似たようなカメラの不具合に遭遇している人もいるようだ。
ZenFone3はSIMフリースマホでは、かなりメジャーな機種で、品質面にもそれなりに信頼していたのだが、さすがにこれには困る。そこで、製品保証書を一読の上、ASUSのコールセンターに連絡する。そのやりとりは以下のとおり。
1月14日(日)14:00頃
・コールセンターに電話するが、自動音声による応答でなかなかつながらず。10分ほど待ってようやくつながる。
・まずZenFone3のカメラに不具合があることを説明する。担当者は、「再起動・カメラのキャッシュ削除・初期化を行って下さい」との事だが、全て実行しても改善されず。すると、「翌日、担当者から電話します」ということで、こちらの連絡先を教えて、その日は終了。
1月15日(月)13:00頃
・昨日の担当者の別人から電話がかかってくる。「いったんASUSで引き取った上、不具合の症状が生じるか確認します。もし、不具合が確認できたら、修理対応します。明日、運送業者が集荷に伺いますので、ZenFoneを預けて下さい」との事。
1月16日(火)11時30分頃
・日本通運が自宅にやって来る。私は仕事で不在のため、妻に応対してもらう。
・返送するものは、ZenFone3・保証書・売買を証する書面など。なお、不具合の証拠として、大阪城の写真も同封しておく。おそらくこの写真を見れば、すぐに対応してくれるだろうと期待しての事だが。(初期化前に印刷しておいたのだが、案外これが良かったのかも)
・受け取りの証明として伝票をもらう。宛先は「千葉航空気付」となっており、飛行機で関東方面に輸送されるらしい。
1月17日(水)、1月18日(木)
・伝票に記載された受付番号をもとにASUSのHPで確認すると、「修理実施中」とある。どうやら、初期不良を認定してくれたようだ。こうなると、無事に修理が終わるのを待つしかない。
1月19日(金)
・夕方にHPを確認すると15時30分時点で「修理完了し、出荷済み」とある。無事に修理が完了したようで、一安心。
1月20日(土)9時頃
・なんと朝イチで、修理完了済みのZenFoneが到着。
・中には1月19日付の修理報告書が同封されており、「大変ご迷惑をおかけしました」との一文が。
「コールセンターに連絡→ZenFoneの集荷→修理済みのZenFoneの到着」がトータルで一週間もかからないというハイスピード対応は、予想外なわけで、これはうれしい誤算。(10日~2週間ぐらいかかると思っていたので)
2.まとめ
私はASUS(エイスース)が、アスースと呼ばれていた頃に、同社の低価格ノートPCを購入しており、それに満足していたので、ASUSには良いイメージを持っていた。それが、今回のカメラの不具合でかなりガッカリときたわけが、この迅速な対応には感心した。上記のとおり、私のZenFoneの修理に関わった人は、コールセンターや修理担当者の方々だが、これらの人たちは、いわば「後工程」の担当であって、製造部門(前工程)の尻拭いをしてくれたようなもの。いずれにせよ、大変ありがたい。
なお、ZenFone3が手元になかった4日間はもとのiPhone6を使って急場をしのいでおり(こういう場合はSIMフリー版はSIMの交換で済むので、助かった)、ZenFoneの返送後もバックアップを復旧したり、手間を要したが、返送されたのが土曜日の朝だったので、まだ時間的余裕があったので、結果オーライとしよう。
今回のASUSの「仕事の早さ」に感動した私は、次回の機種変更でもASUSを選ぶ・・・かどうかは、まだ未定だけれども、同じような目にあった人のために、今回の経緯と顛末をブログに書き残しておきたい。