企業法務担当者のビジネスキャリア術

氷河期世代の企業法務担当者がライフログとして日々の出来事を記録しています。2009年に開始したブログは16年目を迎えました。

【旅行】Sabosanの播磨漫遊記 2018 その2(赤穂編)/潮風漂う元禄浪漫あふれる城下町を散策する

さて、前回の続きを。

 

1.赤穂浪士の町

翌日は朝早くホテルをチェックアウトしてJR姫路駅から赤穂線に乗車して播州赤穂に向かう。乗車時間はおおよそ30分くらい。

赤穂といえば、「忠臣蔵」のモデルになった元禄赤穂事件であまりにも有名。駅の構内の壁面にも赤穂浪士が描かれ、駅前には大石内蔵助の銅像があるなど「赤穂浪士の町」という雰囲気が漂っている。

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まずは、駅前にある観光協会で、付近の観光マップをもらい、自転車をレンタルする。最初に向かったのは駅の南にある花岳寺(かがくじ)。こちらは歴代赤穂藩主の菩提寺とされているが、赤穂浪士の遺髪が埋葬されている。

史実によると、赤穂浪士たちは見事に主君の仇討ちを成功させて切腹して果てる。遺体は、そのまま江戸の泉岳寺に葬られたが、その遺髪はかれらの故郷である赤穂まで運ばれて花岳寺に埋められた。なお、境内にある義士宝物館には、内蔵助が吉良上野介(きらこうずけのすけ)にとどめを刺した際の短刀が普通に展示されており、驚いた。その他歴史的には貴重な遺物が展示されており、ちょっとした博物館より見所があるかも。

実は、私も赤穂浪士については、それほど詳しくは知らない。よく年末のドラマなどを見てなんとなくあらすじを知っている程度だ。しかし、こういった歴史の遺物に触れると関心をかきたてられるもの。今度図書館で赤穂事件について書かれた本を探してみよう。 

2.近世城郭の名残を残す赤穂城

その後、自転車で南の赤穂城跡公園に向かう。こちらは姫路城のように天守閣は残されておらず、本丸跡地や城門の一部が復元されているだけ。内部には無料で入ることができるが、本丸や二の丸などがかなり広く設計されており、炎天下の中を歩き回るだけでもなかなか大変だ。

赤穂城を散策した後は、隣にある赤穂歴史博物館を見てから帰阪した。もう少し涼しかったならば、海岸沿いをサイクリングなどをしたかったが、猛暑で熱中症になりそうなので・・。

そんなわけで、一泊二日の播磨旅行は終了。やはり旅行の醍醐味は、自分が知らない場所を訪れて新鮮さを体験することにあると思う。 

新編忠臣蔵 全20巻

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