前回の記事では、企業法務弁護士が主人公を務めるテレビドラマ「グッドパートナー」について触れたかと思う。
偶然だが、この4月から同じく弁護士が主人公を務める新番組がスタートしている。といっても、本作は、テレビドラマではなく、ゲームを原作としたテレビアニメ「逆転裁判 ~その真実、異議あり!」である。
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この「逆転裁判」は、刑事裁判をテーマにしたゲームで、主人公を操作して、無実の被告人のために真犯人を見つけ出し、無罪を勝ち取るというもの。このゲームの第1作目は、2001年にゲームボーイアドバンス版で発売されたが、「法廷バトル」という異色のジャンルで、たちまち人気作品となった。その後、長期シリーズ化されて、現在は3DSやスマホアプリ版も登場している。私自身は、ゲームボーイアドバンス版「逆転裁判」「逆転裁判2」までプレイして、そこで途絶えている。
このように、過去に「逆転裁判」のゲームをプレイしたこともあるため、本アニメ版を第1話から興味本意で鑑賞している。ただ、驚いたのがストーリーや演出もゲーム版にかなり忠実で、視聴者はまるでゲームをプレイしているかのよう。例えば、「異議あり!」「待った!」などの吹き出しの見せ方、劇中の音楽などはゲームそのままだ。そのようなわけ、私もまたゲーム版をプレイしたくなり、3DS版のベストコレクション「逆転裁判1・2・3」を購入して、(アニメの進行状況に合わせて)プレイしている。久しぶりにプレイしたが、個性豊かなキャラクター達・先が読めないストーリー展開・徐々に緊迫感をかもし出すBGM(特に法廷パート)など本当によくできたゲームだと思う。
ニンテンドー3DS『逆転裁判123 成歩堂セレクション』プロモーション映像
ドラマ「グッドパートナー」は企業法務をテーマとし、アニメ「逆転裁判」は刑事裁判をテーマとしている。ともに弁護士が主人公ながら対照的な本作を見比べてみるのも面白いかもしれない。
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