ゴールデンウィークが終わった。
今年は天皇陛下即位に伴う特別法により10連休という超大型連休に。こんなチャンスはめったにないと思い、今年の正月休みに四国一周旅行を計画したことは以前にも触れたとおり。
我が家にとっても初めてとなる5泊6日の長期旅行は無事に終わったが、将来、私自身が今回の旅行を思い返すためにも、本ブログで何回に分けて振り返ってみたい。
<1日目 徳島>
初日は大阪から明石海峡大橋を渡って淡路島に上陸する。やはりGW期間中だけあって、神戸~垂水付近で渋滞に巻き込まれてしまい、時間がかかってしまった。ただ、天気は良かったので、淡路島に入ってすぐのサービスエリアでしばし休憩する。
その後、淡路島をまっすぐ南下して鳴門海峡を渡って、徳島県に上陸する。目指すは海沿いにある大塚国際美術館。
名前のとおり大塚グループがスポンサーをつとめる日本最大級の常設展示スペースを有する陶板名画美術館だ。鳴門公園の一角にある山の中をくり貫いて建築されており、全長4キロ、地上2階・地下3階という巨大な美術館。昨年の紅白歌合戦で、徳島出身のアーティストがここから生中継で出演して話題を呼んだという。こちらでは、中世・ルネサンス・バロックなど様々な時代の西洋名画1,000点をオリジナル作品と同じ大きさで、陶板で複製再現している。
とにかく展示件数が膨大で、まともに回ると1日ぐらいかかりそうな広さ。あまりの広さのためか休憩目的のレストランやカフェが3つほど併設されているぐらい。館内の写真撮影はOKだったので、作品のいくつかを紹介しておこう。
この巨大美術館で数時間を過ごした後、JR徳島駅に向かい、駅前のホテルで一泊する。ちなみに、駅の構内に記念写真コーナーがあったが、お遍路さんは、どうみてもいらすとやのイラストだ。
<2日目 高知>
翌日ホテルをチェックアウトしてから、車で次の目的地である高知市内に向かう。GW期間中にもかかわらず、高速道路は渋滞することなく、2時間ほどで高知市内に到着。残念ながらその日は雨模様だったが、高知城など市内を観光する。
高知で有名な戦国武将といえば、四国をほぼ統一した土佐出身の長曾我部元親。しかし、その後、豊臣秀吉の侵略の前に降伏し、かろうじて土佐一国を安堵された。その後、後継者である長曾我部盛親が「関ヶ原の戦い」で西軍に属したため、長曾我部家は滅亡する。その代わりに山内一豊が初代土佐藩の藩主になる。高知城は、その山内一豊が建造させたもので、小高い山の上にあり、天守閣から見渡せる高知市内の見晴らしは最高。
ちなみに、高知城の隣にある高知城歴史博物館も訪れたが、その展示コーナーでもいらすとや(令和おじさん)を発見する。もはや恐るべき影響力・・。
このように2日目は、主に高知の歴史をたどる散策をした。翌日は桂浜にある坂本竜馬記念館を訪れてから松山に移動したが、続きは次回に。