企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会】70歳定年制がいよいよ現実味を帯びてくる/自らを継続的にアップデートし続ける覚悟が必要!?

先日、「高年齢者雇用安定法」の改正案が国会に提出されるというニュースが報道されていた。これが成立した場合、企業は原則として本人が70歳になるまで雇用する義務が生じることになる。

定年が60歳から65歳に延長されたのは、ついこの前のような気がする(2013年頃だったか?)。少子高齢化が急速に進む日本では、定年が70歳になることは時間の問題とされていたが、予想よりずっと早い。そして、高齢者は増加するのだから、このままの調子でいくと、定年は75歳、80歳・・・とさらに上昇する可能性は十分に考えられる。従って、現役ビジネスパーソンは、それを見越して今後のキャリアプランを考えておく必要があるだろう。 

かくいう私は、もともと「細く長く」をモットー(人生哲学)としており、むろん、この環境変化に順応していくつもりだが、そのために必要なスキルは、「学び続ける力」だと思う。ここ最近のビジネス雑誌などを読むと、「これからはAIやロボットがビジネスパーソンの仕事を奪っていく」という記事が目立つが、なおさらだろう。従って、これからの企業法務担当者は、法務スキルを高めるのは当然ながら、それ以外のビジネススキル(IT・会計・英語などだが、別にこれらに限らない)も向上させる必要があると思う。

つまることろ、これからのビジネスパーソンは、「ここまでで十分」と自分自身について上限を設けてしまうのではなく、貪欲に自分自身をアップデートし続けなければならない。これはたとえるならば、スマートフォンのOSとアプリの関係に似ている。スマートフォンのOSは定期的にアップデートされる(特にiOSは毎年)。当然アプリの開発者も新しいOSに対応できるようにアプリをアップデートしなければならない。しかし、それができずに市場から淘汰されるアプリも少数ながら存在する。 

この関係は、個人や会社組織にも当てはまる。すなわち、社会の環境変化(=OSのアップデート)に対応できない個人や会社組織(=バージョンアップできないアプリ)は、いずれピンチに陥る可能性があるということ。その対応策としては、自分の周囲の環境変化をウォッチしつつ、自分の能力開発を絶やしてはならない・・・。こう考えると、なかなかシンドイ話ではあるが(自分の親世代とえらい違い)、これからの日本で待ち受けているのはそうした「現実」なのだ。なんとかやっていくしかない。