企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【プライベート】前職の先輩法務担当者との再会/今後の仕事やライフプランニングに関していろいろご教示頂きました

1.久しぶりの再会 先日のツイートのとおり、大阪西梅田において前職における先輩法務担当者と久しぶりにお会いし、食事をしてきた。この某氏(仮にA氏としておこう)とはちょうど3年前にお会いしてからであり、久しぶりの再会となった。A氏との再会の目的は、旧交を温めるとともに、近況報告と情報交換を行うためである。 食事場所は、豆腐料理専門店の「梅の花西梅田店である。なお、私はリーズナブルな金額で個室でゆったりと過ごせるこの店が好きで、ちょくちょく利用している。
大きな地図で見る さて、A氏は、元大手メーカーの法務部門出身という経歴をお持ちで、紆余曲折を経て、前職の法務部門において短期間だが、ご一緒に仕事をした間柄である。現在は、某企業の法務部門のトップとして、日々忙しく過ごされているとの事。 2.私にとってのメンター 私にとって、A氏は生まれて初めてお会いした現役の法務マンであり、メンター的立場にたって頂き、企業法務という仕事について様々なご指導を受けたものである。例えば、私はA氏より以下のとおり様々な薫陶を受けたことがある。
「契約書は一晩寝かせてから、翌朝に頭がニュートラルな状態で再度チェックするべき」 「法務担当者は、ずっと自席に構えるのではなく、現場を積極的に訪問し、顔と名前を憶えてもらうべき」 「新設された法務部門は既存部門を侵食する形で自らの職域の拡大に努めなければならない」 「主張を行うならば、結論と根拠をセットで明確に相手方に対して提示すること」 「問題提起を行うだけで満足してはならない。同時にその解決方法も提示してこそ、ビジネスパーソンとして一人前である」 「子会社の法務業務を効率的に進めるためには、各社ごとのニーズを正確につかみ、実態に応じてアレンジした上、臨機応変に対応すること。画一的な対応はかえってマイナスになりかねない」 「問題に対応するならば、まず事実を正確に把握することに全力を尽くすこと。そのため、何度も相手方に質問を行って不明瞭な箇所をなくすことが大事」 「依頼者との打ち合わせの終了時には、改めて議題と決定内容を再確認すること」
前職に入社当時は、企業法務の右も左もわからない状態であったので、これらの言葉はあまりよくわからなかったところもあったのだが、今となっては、これらは全て企業法務担当者にとって「真理」と確信している。 3.ライフプランに関する助言 A氏とお互いの近況について情報交換をするだけではなく、プライベート的なライフプランニングについても相談にのって頂いた。例えば、今や私も二人の子持ちとなり、今後の住宅環境や教育資金等ライフプランについて、いろいろ考えていく必要があるのだが、大学生と高校生のお子さんがいらっしゃるA氏いわく、 「子供の教育費として、中学卒業までは1ケ月あたり5万円、高校性になると1ケ月あたり10万円の出費を要することを覚悟しておくこと」 「分譲マンションを購入すると、(物件にもよるが)毎月のローン返済とは別に、固定資産税・管理費・修繕積立金に要する費用として、1ケ月あたり別途4~5万円の出費が発生するので、注意が必要」 との事。また、「これからの日本は、増税や年金の減額によって、現役世代の負担はますます重くなり、夫婦の共稼ぎ(ダブルインカム)により一世帯の収入をアップするなどの生活防衛が絶対に必要になるよ」とも諭された。やはり、人生経験の豊富なビジネスパーソンが語る言葉とあって、非常に重みがある。(これらについては、私にもある程度わかってはいたが、改めて言われるとショックだったが…) 4.まとめ というわけで、多忙なA氏とは2時間ほどしかご一緒しなかったのだが、私にとってかなり有意義な時間を過ごすことができた。改めてA氏に御礼を申し上げたい。 なお、次回のA氏との再会については、特に約束はしなかったものの、数年後私がビジネスパーソンおよび企業法務担当者として、さらに成長した段階で行いたいと考えている。
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宮崎 ゆかり

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