6月25日にMicrosoftからWindows 11のリリースが発表されて、IT業界ではちょっとした騒動になっている。
現行のWindows10からの主な変更点は以下のとおり。
- ユーザーインターフェースの大幅な変更
- Androidアプリ(ただし、全部ではない)がインストール可能
- Windows7のウィジェット機能が復活
- Internet Explorerの廃止(Edgeに完全移行)
- ライブタイルやタイムラインの廃止
- Snipping Toolの廃止
個人的には、タスクバーの中央部にアイコンが設置されているUIには「う~ん」と首をかしげる。無理してMacを意識しなくても・・・。また、ライブタイルやCortanaは、Windows10の「売り」だったはずだが、これを廃止するということは失敗を認めたということだろうか?Windows7からの流れ(路線転換)を振り返ると、若干の迷走感を感じないでもない。
そもそもWindows10が登場した当時、Microsoftは「これが最後のWindowsです!」と大見得を切っていた。それがここにきて、まさかの前言撤回。個人的にはWindows7の完成度に満足していたのに、Microsoftに追い立てられるように、Windows10に乗り換えさせられて、ようやく慣れてきたと思ったら、まさかのWindows11のアナウンス。
個人的には、この前言撤回には不信感を覚えるが、MicrosoftがOSのプラットフォームを握っている以上、立場が弱いユーザーは最終的に従うしかないのも事実。ただ、私は、Windows11が登場しても慌てて飛びつくつもりはない。Windows10のサポート期限は2025年10月までなので、ゆっくり様子を見た上で、時間をかけて移行すればいい(それぐらいの時期になれば、どうせパソコンの買い替えを検討しているだろうし)。なぜなら、Windows10は登場当初はユーザーに対して無償提供されていたが、導入直後には様々なトラブルが発生していたから。
私としては、「人柱」になるのはごめんこうむりたく、あせらず時間をかけて対応していきたい。