先日、有休をとって妻と大阪市北区の南森町付近を散策しながらランチをした。この南森町から北に向かって日本一長い(全長2.6キロ)商店街としても有名な天神橋筋商店街が立ち並んでいる。
このあたりは、私が過去に勤務していた職場があり、知り合った当時の妻の職場も近く、仕事帰りによくこのあたりでデートしていたのは懐かしい思い出。

当時あった店舗を探しながら散策したが、なんどか利用したことのある飲食店の大半がすでに廃業していたことに驚く。まあ、あれからかなりの歳月が経過しているので、無理もない。
一般的な通説によると、個人事業主が100社起業した場合、5年後には8割が廃業し、10年後には9割が廃業するという。つまり、起業10年後の生存率は10%という厳しい数字で、これはあながち間違っていないような・・・。
結局、目当ての店がすべて閉店していたので、近くのホテルの2階レストランで妻とランチを食べたが、街並みの変わりように過ぎ去った歳月の長さを実感。
この商店街の多くは飲食店で構成されており、新型コロナウイルスによる客足の減少がもろに直撃しているのだろう。いよいよ今週から東京オリンピックがスタートするが、国内不景気の事実を実感させられた時間だった。