企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【漫画】ネットカフェで「赤灯えれじい」を約20年ぶりに再読する/懐かしい!これぞナニワ青春純愛物語!

1.20年近く前の漫画作品

私がAmazonのKindle Unlimitedを利用して、小説や漫画などを読んでいるのは、以前に触れたかと思う。特に漫画はジャンルを問わず様々な作品を通読中で、これまで読んだ作品については、本ブログのサイドバーに表示しているブクログで公開しているとおり。
 
そして、先日たまたまKindle Unlimitedで読んだのがこちらの短編作品。
「・・・・ん?なんか見覚えのあるタイトルとキャラクター名(サトシ&チーコ)だなあ」と思って読み進めていくと、やっと思い出した!これって、2004年~2008年に週刊ヤングマガジンで連載されていた「赤灯(せきとう)えれじい」の後日談じゃないか。ちなみに、赤灯というのは交通誘導員が持っている赤い誘導灯(通称:にんじん)のこと。
 

 
<赤灯えれじいのストーリー>
  • 大阪を舞台にフリーターのサトシとヤンキーのチーコの恋愛模様を描いた作品。
  • 関西を舞台にしているだけあって梅田、守口、福知山など関西の地名が頻繁に登場し、大半のキャラクターはコテコテの関西弁を話す。
  • 主人公二人の恋愛模様(出会い~同棲~破局~復縁)を中心に周囲の人々の日常が淡々と、しかし温かみをもって描かれている。
  • 単行本は全15巻で、連載終了後のリクエストを受けて番外編1巻もあり。
 
私は、連載当時この作品読みたさにヤングマガジンをよく立ち読みしていた。派手なアクションシーンや謎解きなどはなく、どこにでもいるようなカップルの恋愛模様を描いた作品。エログロも転生無双もない至って普通のストーリー展開だが、それがまた良い。個人的には、クソ真面目で純情なサトシに自分を重ねて感情移入していた私。しかし、気がつくといつの間にか連載が終わっていて、話の細かい中身や結末はすっかり忘れていた。
 
たまたまKindle Unlimitedのおすすめに公開されて、目にする機会となった本編の後日談では、サトシとチーコが結婚して一人娘と暮らしている様子が描かれている。チーコは長距離ドライバーとして一家の家計を支えて、サトシは主夫として家事や子育てに追われている。サトシの力関係は相変わらずチーコより下のようで(笑)、らしいといえば、この二人らしい姿で、逆に安心。

2.ネットカフェで全巻一気読み

今回の番外編に目を通したところ、無性に過去全巻を読みたくなったので、ネットカフェ(快活CLUB)に行くことにした。しかし、20年近く前の作品を店舗に置いているだろうか?そこで、私は快活CLUBのアプリで「赤灯えれじい」を検索。このアプリを使えば、どの店舗にどの作品がおかれているかがすぐにわかる。これは便利(ちなみに快活CLUBのHPにも同じ機能あり)。
 
快活CLUB公式アプリ
快活CLUB公式アプリ
開発元:KAIKATSU FRONTIER Inc.
無料
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運良く「赤灯えれじい」が置いている店舗が見つかったので(よく在庫があったものだ)、その店舗を訪れて全巻一気読みする。約20年ぶりの再読となり、なかなかの感無量。やはり粗暴でヤンキー娘のチーコと一途だがヘタレのサトシのカップルのやりとりが面白い。気になる最終巻ではハッピーエンドの結末に終わって、めでたしめでたし。
 

  
振り返ると、この20年の間に、私も結婚して子供が生まれるなど、人生観や考え方が相当変化しているので、当時と違った新鮮な感じで物語を楽しむことができた。こういうときに「年齢を重ねるのも悪くないな」と思う。なお、私が訪れた店舗には、本編15巻しか置かれておらず、番外編「赤灯えれじい 東京物語」はなかったので、在庫がある別店舗を探すか、電子書籍版を購入して読むつもり。