私は、10年ほど前から株式投資(大半は株主優待狙い)を行っているが、2年ほど前から楽天証券で積立NISAを継続中。それは、以下の書籍を読んだことがきっかけ。そこそこベストセラーになったので、覚えている人も多いはず。
とりあえず、騙されたと思って積立NISAを2年間継続した私。一時期マイナスになったこともあったが、なんだかんだあって現在の評価は大きくプラスに転じている。これはなかなか。
※2年でこの評価益はまずまず。普通の貯金では考えられない数字。
私は、ボーナス時に定額貯金等も併用しているが、利息なんて微々たるもの。やはりインデックス投資の強さを実感。機械的にコツコツ継続するのは自分の性格にも合っている気がする。そんな中、2024年1月からいよいよ新NISAがスタートするので、興味津々の人も多いだろう。
- 運用期間が無期限となる
- 積立と一般の併用ができる
- 非課税投資額が増額される
などユーザーにとってメリットが盛りだくさん。このビッグウェーブに乗らない手はない!というわけで、新NISAのスタートに合わせて、これまでの投資方針を以下のとおり変更するつもり。
- 1ケ月あたりの積立金額を増額する(月3万から月5万へ)
- ボーナス時にも並行して積み立てる(10万~20万)
また、前職時代からコツコツ継続していた財形貯蓄(月2万&ボーナス時10万)は、転職してからも現職で継続しているが、これも新NISAに切り替えたい。ここまで来ると、もはや「新NISA全振り」と言ってもいい投資スタンス。なお、NISAで購入している商品は、定番の「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の一択のみ。アメリカの株式市場に連動した投資商品だが、インデックス投資では王道。今後、少子高齢化で経済規模が徐々に縮小していく日本より、Microsoft・Google・Amazon等を有するアメリカに投資する方がはるかにリターンが大きいはず。日本人としては少々寂しいが、それが現実・・。
今回の新NISAがスタートする背景は、いろいろあるのだろうけど、「これから年金制度は少子高齢化で徐々に改悪されるので、自分の老後資金は自己責任で確保して下さいね」という国のメッセージも込められていると思う。ここでも、氷河期世代のつくづく運の悪さを実感させられるが、嘆いてもしょうがない。私も世帯主として、自分と家族のためにできる限りの事を実行するしかない。
今回の新NISAは、これまでの中途半端な現行NISAに比べれば、はるかにバージョンアップされており、これは徹底的に使い倒さないと損。最近の日本は社会保障費の上昇やインフレなど住みにくい国になりつつあるが、今回の制度改正は珍しく大きな改善。いずれにせよ、日本の年金制度は年を経るにつれて改悪されるのはまず間違いないので、自助努力で将来に備えるしかないだろう。