GW後半に滋賀県の近江湖南アルプスに登ってきたので、その様子をお届けしたい。
近江湖南アルプスは、琵琶湖の南に位置し、その雄大な景観と多様なトレイルで人気の登山スポット。アルプスという名称があるように、花崗岩からなる多くの奇岩や巨岩が盛りだくさんなコースが特徴。
当日9時にJR草津駅に到着。駅前から上桐生行きのバスにのって登山口に到着したのが午前10時。当日の天気はすこぶる快晴で絶好の登山日和だ。
バス停から少し歩いた場所が登山口で、まずは穏やかな林道を北東に向かって歩く。木々の間を抜ける風が心地よく、聞こえてくる鳥のさえずりに癒されながら進む。一時間半ほどで最初の目的地となる鶏頭山(491m)に到着。
北側の栗東方面は開けており、なかなかの見晴らし。鳥のさえずりを聞きながらしばし休憩する。遠くに見える競技場のような施設は、競走馬のトレーニングセンターのようだ。
その後は、南に下って縦走開始。道は再び登りへと変わり、天狗岩などの巨岩スポットを通過する。途中で立ち寄った展望台からは、琵琶湖を一望。青空に広がる光景に目を奪われる。ただ、この日は日差しがとても強くて、体力をジリジリと消耗させられた。5月頭だというのにこの暑さは予想外。
近江湖南アルプスの魅力の一つが、奇岩や巨石が点在するエリア。なぜこのような岩が残っているのか皆目見当がつかないが、これも自然のなせる風景美だろうか。
あと、耳岩からの下りで見えた風景をスマホで動画撮影。眺望は素晴らしく、遠くの比良山系や琵琶湖を一望できる。やはり登山の魅力の一つがこの瞬間だろう。
山頂での景色を楽しんだ後、ゆっくりと下山を開始する。登山口を目指してゆっくりと歩いたが、ペットボトルのお茶を二本持参していたが、当日の暑さで飲みつくしてしまい、水分不足になってしまう。そのため、最後の方は熱中症寸前になってフラフラになりながら登山口にようやく到着。当日の暑さを甘く見ていて少し反省・・。
こうして5時間ほどのトレイルはなんとか終了。その後はバスで草津駅まで戻って、銭湯でひと汗を流す。やはり登山後のひと風呂は最高!
風呂に入ってサッパリした後は、周辺の飲食店で夕飯を食べてなんとか体力を回復。そしてJRに乗って大阪まで帰ったのであった。