企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【登山】京都一周トレイル その6(清滝~嵐山渡月橋~松尾山)/一年がかりで京都一周徒歩旅行を完走!

1.一年がかりでようやく完走

京都一周トレイルは、6日目となるが、ついに今回が最終回。
 

 
最終日は、前回のゴールの清滝(マップ①)から再開。というわけで、阪急嵐山駅からバスに乗って終点まで移動する。さて、ここから最終日がスタート。

 
清滝から30分ほど川沿いに沿って進むと落合橋(マップ②)に到着。ここから登りの舗装道に変化する。撮影はできなかったけれど、途中では保津峡を走る電車も垣間見えた。

 
やがて、下りの林道に変わって、進み続けると小さな集落に到着(マップ③)。確かこのあたりは嵯峨嵐山の北西の外れのはずだが、結構な数の外国人観光客を見かけて驚く。インバウンドの復活の影響がこんなところでも・・・。人力車の姿も見かけたし、すっかりコロナ前に戻ったようだ。

 

 

このように外国人観光客グループとすれ違いながら南のJR嵯峨嵐山駅に向かう。実は駅のすぐ南側に京都地方法務局 嵯峨出張所があって、懐かしいので少しだけ回り道(マップ④)。私は、20代の頃はちょっとしたキャリア迷走期を過ごしており、司法書士事務所に補助者として勤務していた。当時は、嵯峨出張所に登記申請のためにたびたび訪問。確か近所には漫画喫茶があって、そこでよくランチを食べていたが、今でもその店はあるのだろうか?

 
この嵯峨出張所を訪れたのは、かれこれ20年ぶり。あの当時からIT化が進み、法務局は統廃合が進んでいるが、この嵯峨出張所はまだ生き残っている様子。
「懐かしいなあ」と当時を振り返りつつ、法務局の前を通り過ぎて南の渡月橋(マップ⑤)に向かう。住宅街を抜けるとそこは桂川が清々と流れている。さすがにこのあたりは嵐山観光のメッカだけあって、国内・外国人観光客が多い。こうして渡月橋を歩いて渡るのもいつ以来だろうか。記念に動画を何本か撮影。当日は曇り空だったのが、残念。

 
渡月橋の南側にある嵐山公園のベンチで昼休憩。一休みしてから阪急嵐山駅の西に向かう。かなりわかりにくいが最終目的地の松尾山の登山口(マップ⑥)があり、再び山道に入る。竹林を抜けると急角度の登り。ここまで来るとトレイルのゴールまであと少し。

 
そして、一歩一歩着実に山頂を目指す。そして松尾山(275m)に到達。頂上の木々の合間から愛宕山や嵐山の街並みが一望できる。ふう、ようやくここまで到達。

 
さて、曇り空が濃くなってきたので、あまりのんびりできない。5分ほど休憩してから南に向かって下山を開始する。途中の下り道では東の展望が開けており、ウグイスの鳴き声が聞こえてなんとも風流(音量を大きくして聞いてほしい)。JR京都駅前にある京都タワーをかすかに見下ろしながらしばし休憩。

 
あとは注意しながら一気に急斜面を下るのみ。やがて林道に変わり、そこを抜ければ、住宅街に到着。本当は近隣の松尾大社に立ち寄るつもりだったが、雨がポツリポツリと降り始めてきたので、目的地を阪急上桂駅に急遽変更。そのようなわけで、京都一周トレイルを無事に完走!

 

2.1年がかりのトレイルを振り返って

そもそも京都一周トレイルにチャレンジしたきっかけは、前職の最終出社日が昨年の4月6日で、残りの有給休暇消化期間の時間を持て余したから。ビワイチ(琵琶湖自転車一周旅行)のチャレンジもその一環。
 
京都一周トレイルは、ビワイチに並ぶ一大イベントだったが、夏場は見送って秋に再開。そして、ようやくこうしてゴールに到着。思い出に残る京都徒歩旅行となった。
とりあえず、ケガなどもなく無事に完走できたが、4~5年後に逆ルートで再び京都一周トレイルに挑戦するのも面白いかもしれない。