早いもので、今年も残りわずかとなった。年末年始という節目の時期に私がいつも行っていることがある。それは、自分と家族のライフプランについて、以下のとおり検証作業をすることだ。
- 今年と将来のイベントの確認 仕事の実績、子供の行事、家族旅行など今年の公私の出来事を確認し、EVERNOTEなどにまとめる。また、子供の小中大の入学時期など家族のイベントを確認する。
- 資産の確認 現時点で我が家が保有する資産(貯金、有価証券など)を確認した上、リタイア時の予定金額などを試算する。
- 今後の出費の確認 旅行や車検などで将来に大きな出費が見込まれる時期を確認し、その準備をしておく。
- 年金情報の確認 「ねんきんネット」で将来夫婦に支給される年金を確認する。
- 妻との情報共有 以上の内容についてパートナーである妻と話し合って認識を共有しておく。
とはいうものの、現代日本は非常に不安定で不確実性が強いのは事実・・・。せっかくライフプラン(人生計画)を考えたとしても、文字通り計画倒れとなることは十分ありうる話だ。しかし、家族を守る世帯主である私としては、行き当たりばったりの人生を送ろうとするほど、世の中を甘く見てはいない(私の親世代ならばある程度可能だったかもしれないが・・・)。
従って、一定の臨機応変さや柔軟性を視野に入れつつ、自分と家族のライフプランを作成・更新し、具体的な準備をしておくことが必要ではないだろうか。
かくいう私自身も、独身時代や新婚当初の頃は、ライフプランニングにはそれほど関心はなかった。しかし、子供が生まれて自分が親になるとある程度は真剣に考えるようになった。まして、これからの日本は少子高齢化・社会保障問題など様々な課題を抱えており、国や会社任せでは自分達の生活防衛を維持することは相当困難ではないだろうか。従って、年の変わり目である今の時期にライフプランを考えることは無駄ではないと思う。