企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【旅行】青春18きっぷで親子二人旅再び/紀伊半島一周の鉄道旅 その2(松阪、鳥羽編)

前回の続きで、鉄道旅2日目の様子をリポート。
 

1.名将 蒲生氏郷が築いた城

前日の疲れもあり、チェックアウトの時間ギリギリまでホテルでのんびりしていた息子と私。午前10時にホテルを出て私たちが向かったのは、JR松阪駅付近にある観光案内所。こちらで松坂城の御城印を購入する。

※お城は「松坂城」、駅名は「松阪駅」で、少しややこしい。
 
その後、日差しが厳しい中、西に歩いて15分ほどの距離にある松坂城跡を訪れる。しかし、この日も朝から暑かった・・・。

※今回立ち寄れなかったが、「焼肉一升びん」はお勧めの焼肉店。名古屋出張時に訪問したことがある。
 
 
松坂城を築城したのは、織田信長や豊臣秀吉に仕えた蒲生氏郷。その当時の石垣がそのままの状態で残されており、歴史の息吹を感じさせる。天守閣付近からは市内の光景を見下ろすことができる。

※私たち以外に外国人観光客のグループを見かけたが、こんなところまで観光するとは驚き。
 

※城壁には柵もないので、落ちないように要注意。
 
ちなみに、蒲生氏郷は、松坂城を築城した後、しばらくしてから豊臣秀吉の命によって会津若松(福島県)に国替えになっているが、その居城となる鶴ケ城は、前職時代の2020年2月に郡山出張のついでに訪れたことがある。ちょうど国内でのコロナ流行が話題になりはじめた頃で、今思えば大昔のような気がする・・・。
そういえば、私が4月に琵琶湖自転車一周(ビワイチ)をした際も蒲生家発祥の地となる滋賀県の日野付近を散策した。全く意識していなかったが、まるで蒲生氏郷の足跡をたどっているかのよう。

2.海城の跡 鳥羽城

その後、近鉄松阪駅まで戻った私たち親子は、近鉄電車に乗って鳥羽駅まで移動する。偶然だが乗った電車はなんともカラフルな車両。

※乗った電車のせいか急に南国感を意識してしまう。すぐ向こうは海が広がる。

 
そして、近鉄鳥羽駅に到着した後は、改札前にある観光案内所で御城印を購入する。もはやこれは旅先でのお約束。

※今気づいたが、松坂城と同じく日付欄がない。三重県の御城印の特徴?
 
 
その後、駅の南側にある歴史文化センターで、鳥羽にゆかりがある戦国大名 九鬼嘉隆の足跡をたどり・・・。

※歴史ファンならば立ち寄って損はない。無料で入館可能。
 
そして、ようやく今回の旅の最終目的地となる鳥羽城跡に到着。

※ようやく旅のゴールに到達。さすがに在来線でここまで来るのは大変だった
 
鳥羽城は、織田信長と豊臣秀吉に仕えた水軍大将 九鬼嘉隆によって築城された城で、当時は四方を海に囲まれた海城だったらしい。現在は堀は埋められており、大半は公園として活用されている。高台からは眼下に伊勢湾が広がり、青い海と空をバックに近鉄電車が走る姿は、なかなか印象的な光景。

 

※この動画は偶然に撮影したもの。反対方向から来る電車同士が目の前で通過するレアシーン。
 
さて、ほどよい時間で散策を切り上げて、近鉄鳥羽駅まで戻る。ここから近鉄特急の伊勢志摩ライナーに乗車して大阪難波駅を一気に目指す。約2時間ほどの距離で、前日に丸半日をかけて紀伊半島を一周したのが嘘のよう。

※特急で大阪難波まで一直線。さすがに帰りも在来線はキツいので・・・・。

 

3.まとめ

今回の旅行は、私にとって鉄道&お城というお決まりのコースだが、海を眺めながらの鉄道旅をリラックスしながら楽しめた。海とは縁がない地域に住んでいる私にとって、ちょっとした癒し。

 
あと、今回の一泊二日旅行で2日目の行程は、今から7年前に一人旅をしたときと全く同じコースをたどっている。
しかし、今回は成長した息子が同行しているし、私も転職して会社と職位が変わるなど環境が大きく変化している。・・・さらに7年が経過した場合、自分や家族はどうなっているのだろうか。その際には今回と同じようなコースで旅をするのも面白いかもしれない。