昨年8月に姫路・赤穂に一人旅をしたことは以前に触れたとおり。
その際、赤穂浪士の遺髪が埋葬されている花岳寺(かがくじ)を訪れたことをきっかけに赤穂浪士への興味を抱くようになった私。なぜ、このような出来事が起きたのか。その経緯や結末は何だったのか。それ以降も図書館で本を借りたり、年末にBSで放送された映画を観たりしたて、赤穂浪士へ思いを含まらせたもの。そして、いつの日か赤穂浪士が葬られている泉岳寺(東京都港区)を訪れてみたいと考えるようになる。
そして、意外にその機会はすぐに訪れた。2月に仕事の関係で東京に出張する機会があり、泉岳寺近くのビジネスホテルに宿泊。翌日、起床して朝食を食べてからチェックアウトするまでの時間に泉岳寺を足を踏み入れる。
朝早いためか私以外に人はおらず、静かな雰囲気の中、一人内部を散策する。赤穂浪士をめぐる一連のドラマがこの場所で完結したかと思うと、なんとも神妙な気持ちになる。泉岳寺に滞在したのは30分ほどだったが、しばし歴史に想いをはせることができた。