企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【転職】ドラマ「転職の魔王様」が放送スタート/ドラマの主人公に共感!私の豊富な転職体験とは

1.お仕事ドラマが放映開始

7月24日(月)午後10時から転職をテーマにしたドラマがスタートしたので、早速第1話を鑑賞した。
 
 
<あらすじ>
末谷千晴は、新卒で大手広告代理店に入社したが、上司のパワハラで短期退職してしまう。なかなか次の勤務先が見つからない状態だったが、ひょんなきっかけで、叔母の経営する人材紹介会社で働き始める。ただし、そこには「魔王様」と呼ばれる凄腕エージェント来栖嵐がいた・・・。
 
第1話は15分拡大版ということで、登場人物の紹介や主人公が人材紹介会社で働くようになった経緯が丁寧に描かれていた。例えば、「自分が本当にやりたいことは何か?」と悩めるシーンがあったが、今後は主人公は見習いとして、様々な求職者と出会って、ビジネスパーソンとして成長していくのだろう。
 

2.自分の豊富な転職体験(?)を振り返って

このブログで何度かネタにしているとおり、私には4回の転職経験がある。直近の転職活動は1月下旬から3月上旬にかけて行った活動。これにはいろいろ事情があって今後の法務パーソンとしてのキャリアを考えて決断した次第。
15年ぶりとなった今回の転職活動では、3つの人材紹介会社(リクルートエージェント・doda・JAC)のエージェントと面談したが、コロナ禍ということもありZOOMのオンラインまたは電話のみ。履歴書や職務経歴書をメールで事前に送信しておき、それをもとに1時間ほど面談する。その場では、転職の理由・これまでの実績やスキル・志望企業などについて意見交換を行った。当然ながらドラマのような派手なシーンはなく、淡々としたもの。

それ以降は、メールやアプリを通じて求人案件(中堅~マネジャークラスの法務求人案件)を紹介してもらい、応募する。合計30~40社ぐらい応募しただろうか。最終的には3社の面接まで到達。最終的にはそのうち1社から内定を頂き、転職活動は終了。その後にはエージェントにお礼のあいさつメールを送信。
 
しかし、思えば、転職とは不思議なもので、何度やっても慣れることはない。転職によって働く環境を変えれば、当人の人生(キャリア・年収・人間関係・通勤時間など)は大きく変化する。その影響は本人だけではなく、家族全体まで及ぶライフイベント。さらに内定を得ても転職の成功/失敗自体は新しい会社に入社してしばらく経過しないとわからない(私の場合、今のところ現職に転職してプラスだと考えているが・・・)。
 
過去3回の転職活動時には、人生にとってプラスになると信じて行動していたが、やがて時間が経過して自分や周囲の環境が変化すると、やむを得ず再度の転職を考えるようになる。個人的には、当人のキャリアに一貫性があるならば、複数回の転職もアリだと思う。これだけ環境変化が激しい時代ならば、個人も変化することによって対応するしかないからだ。ただし、転職自体は伝家の宝刀なみに貴重なツールなので、乱発は禁物なのは言うまでもない。

 

ちなみに、ドラマ「転職の魔王様」には原作小説があるようだ。買うとまではいかないが、ドラマをチェックしつつ、いつか図書館で借りて読んでみることにしよう。