企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【企業法務】社内クライアントから再びプライベートな法律相談を受ける/信頼があってこその企業法務担当者

以前に私が社内クライアントからプライベートな法律相談を受けている件について触れたことがあった。 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

kigyouhoumu.hatenadiary.com

最近になって、また別の人から立て続けにプライベートの法律相談(自宅の担保抹消や親族間の相続問題など)を受けた。いずれも、「これはSabosanに聞くことではないのは承知してますけど、他に相談できる人がいないので・・・」という前置き。企業法務担当者として、人に頼られて別に悪い気はしないし、これも人助けの一環ということで、できる範囲で協力するようにしている。

f:id:Sabosan8022:20200927185144p:plain

これがもし、「アイツに相談するなんて死んでもイヤ」「あの人は口が軽そうなので、とても相談なんてできない」という印象を持たれているならば、そもそもこのような相談は来ないだろう。私は日常業務における姿勢として、「あの人はいやがることなく真摯に対応しくれる」「垣根が低いので話をしやすい」という印象をもってもらえるように、普段から努力している。ゆくゆくは、それが社内クライアントからの信頼の獲得につながるからだ。

 
間違っても「こんなことも知らないの?」という高圧的な態度で、知識をひけらすような振る舞いは厳禁だ。これは、「才をひけらかさない」という才能を有した三国志の賈詡から学んだこと。 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

いずれにせよ、周囲に対してGIVEを提供し続けることは、やがて回り回って自分へのリターンとして帰ってくる。今にして思えば、それは当たっているような気がする。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

  • 作者:アダム グラント
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2014/01/10
  • メディア: ハードカバー