昨年の年末に、久しぶりに登山に行ってきた私。12月は仕事や私生活が忙しかったので、のんびりと山歩きを楽しむことにした。今回登ったのは大阪府箕面市北部にある鉢伏山。
まず地下鉄梅田駅から御堂筋線に乗って千里中央駅に向かう。駅前のロータリーからバスに1時間ほど乗車すると登山口に到着。あたりは田んぼや里山が広がるのんびりした場所。師走だけあって、人通りはほとんどない。
のんびり歩くと、戦国大名の高山右近の生誕地という石碑を発見。高山右近は、織田信長や豊臣秀吉に仕えた有名なキリシタン大名。私も2017年に高槻城跡公園や歴史博物館を訪れたことがある。この辺りの出身とは知らなかった。
そこから少し進んで山あいの道から山林に入る。中は静寂に包まれた空間で、1時間半ほどかけて稜線や谷間を上がったり、下がったりしながら、進み続けると、鉢伏山に到着。ただし、すぐ近くに電波塔が立ち、見晴らしはそれほど良くない。
一休みしてから南に30分ほど進むと、「エキスポ90みのお記念の森」に到着。ここには展望台があったが、老朽化のためか立ち入り禁止となっていた。ここからは大阪梅田や六甲山の展望が広がる。展望台に登れば、見晴らしの良い光景が見えただろうに残念。
せっかくなので、展望台の入口付近から南(梅田)から西(六甲山)にかけて動画を撮影する。さすがに師走だけあって、冷たい風が吹きすさんでいる。
一休みしてから駅方面に向けて南下する。下りなので、楽といえば楽だけれど、あまりに人がいなさ過ぎてだんだん寂しくなってくる・・・。
1時間半ほど歩き続けて箕面大滝に到着。ここは、妻と結婚した頃に訪れたことがあるが、もう10年以上も前の話。あの頃と変わらず、滝は流れ続けている。これも一期一会の光景か。
さて、ここまで来ればゴールまであと一息。さらに40分ほど南に歩き続けると阪急電鉄の箕面駅に到着。しめて合計3時間のトレッキングとなった。この日は師走にもかかわらず、それほど気温も低くなく、ちょうど良い登山日和。