少し前の話になるが、GW後半に和歌山県北部にある高森山と四国山を縦走してきたので、その模様を紹介したい。
当日は、難波駅から南海電車に1時間乗ってみさき公園駅で下車。ここから地元のコミュニティバスに乗車して20分ほどの距離にある小島住吉バス停で降車する。そこから海岸沿いをのんびりと南西に向かって歩く。途中には釣りを楽しむ人もちらほらと見える。
そのまま海沿いに南下して大川港に到着すると、高森山への登山道に入る。木々がうっそうと茂る林道を1時間ほど歩くと、高森山(285m)にあっさりと到着。眼下にはさきほど通過してきた大川港が見える。キラキラと輝く青い海がまぶしい。
しばらく、この風景を楽しんでから次の目的地となる四国山を目指す。なんでも四国山という名前の由来は、四国まで見渡せるだからとか。眼下に広がる太陽光発電所や友ヶ島が眼下に見下ろしながらと進む。眼下に海を見下ろしながらのハイキングは本当に爽快。あと、なぜかウグイスの鳴き声も聞こえるから不思議(以下の動画で音量を上げると聞こえる)。
1時間ほど下りと登りを繰り返して四国山展望台に到着。この展望台からは、周囲360度の絶景を楽しむことができる。あたりには私以外にハイカーはおらず、この絶景を独り占めできたのはラッキー。せっかくなので、自宅にいる妻にLINEのビデオ通話をかけて、リアルタイムでこの光景を見せたぐらいだ(妻は「いきなり何よ!?」という感じだったが・・・)。
風に吹かれながら、この絶景をしばらく楽しんでいたが、帰りの時間もあるため、そろそろ下山することに。展望台から南に1時間半ほど歩き続けると南海電車の西の庄駅に到着。これで登山は無事に終了したが、歩き疲れて帰りの電車では熟睡していた。
今年のGW後半は好天が続き、絶好の行楽日和だった。今回登った高森山、四国山からは西の淡路島の洲本がよく見えた。この洲本は、前の週に旅行で訪れたばかり。洲本城から私が今いる紀伊半島(東方面)を眺めることができた。
その翌週にこうして、和歌山から紀淡海峡を挟んで洲本を遠望するというのもなかなか面白い体験。
登山というと内陸部が多いが、今回のように海を見下ろしながらのトレッキングは爽快感があって楽しい。特に、2019年に福岡県北九州市下関の風師山に登ったのは良い思い出。
またいつになるかわからないけれど、海の見える山のトレッキングを楽しみたい。