企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【旅行】青春18きっぷで親子二人旅再び/紀伊半島一周の鉄道旅 その1(御坊、紀伊田辺、新宮編)

1.久しぶりの青春18きっぷ

この夏休みを利用して青春18きっぷで鉄道旅行を楽しんでいた息子。青春18きっぷは、JRの在来線が1日乗り放題になるという特別切符で、まだ利用回数が余っているので、今回私と息子の二人で親子旅を行うことになった。
 
青春18きっぷの親子旅は2015年以来だからかなり久しぶり。
 

※お馴染みの青春18きっぷ。残り1回分は息子が使う予定。
 
というわけで、今回の鉄道旅は紀伊半島沿いの紀勢本線(きのくに線)に決定。1日目は、JR大阪駅を出発し、和歌山~御坊~紀伊田辺~新宮~多気を経由して三重県のJR松坂駅を目指す。そのまま駅近くのビジネスホテルで宿泊。そして、翌日2日目は松阪城跡や鳥羽城跡を散策して、近鉄特急で大阪難波駅まで戻るというプラン。イメージ的には関西の下半分を反時計回りに一周するような感じ。
 

※予想はしていたが、在来線での紀伊半島一周はなかなかの苦行。
 
ただ、紀勢本線は鉄道の本数が少なく、在来線ではほぼ一日がかりの移動となってしまう。乗り換え案内アプリで計画を立てたところ、8時に大阪駅を出発したところ、松阪駅到着は21時j過ぎ。ほぼ一日がかりで、これはなかなか疲れそう。

※途中休憩などを挟むが、移動に半日以上を費やすことに・・・。

 

2.日本一短い私鉄との乗換駅

当日は、8時前にJR大阪駅(マップ①)から出発し、和歌山行のJR紀州路快速に乗車。和歌山駅(マップ②)でJRきのくに線に乗り換えて、さらに南に向かう。1時間ほどでJR御坊駅(マップ③)に到着。ここは私にとって懐かしい場所で、8年前に家族旅行で訪れた記憶がある。
この御坊駅のホームには0番線があり、全長区間2.7キロの日本一短い私鉄と言われる紀州鉄道に乗り換えることができる。今回は、時間の都合上、撮影のみ。

※御坊で特急電車の通過をやり過ごす。
 

※トコトコと一両列車が走っている姿には癒されるのは私だけ?
 

3.古民家カフェで一休み

さて、御坊から再び東に向かう電車に乗車し、50分ほどで紀伊田辺(マップ④)に到着。

 
次の在来線が到着するのは、なんと90分後(!)なので、青春18きっぷの特徴を生かして、私たちは改札を出て街を散策する。そして、たまたまGoogleマップで見つけたカフェでデザートを食べることにした。このような偶然の出会いもまた旅の面白さ。

 

※Googleマップでカフェを探してたら、偶然に古民家を発見。これも旅の楽しみ。

 

4.続日本100名城から熊野灘を見下ろす

さて、休憩後は駅に戻って13:42出発の電車に再び乗車。本州最南端の駅である串本駅を通過してJR新宮駅には16:12に到着(マップ⑤)。細かいがここからJR西日本からJR東海の管轄となる。とても長いホームが特徴的。あと、背後に広大な山々を目の当たりにすると遠くに来たなあ、としみじみと実感。

※遠くまで来たものだと、旅情を醸し出す光景。
 
次の電車までしばらく時間があったので、向かったのは駅北側にある新宮城跡。駅から15分ほどの距離。

※知らぬ土地を訪れたら、城と御城印をリサーチするのは当たり前(?)
 

※駅前の観光案内所で購入した御城印。
 
新宮城跡は、小高い山の上にある山城で、海(熊野灘)と川(熊野川)と空と山が目の前に広がってなかなかの絶景。そういえば、海が見える城といえば、1年前の大山登山の前日に訪れた米子城跡が思い出される。あれからもう一年。時間がたつのは本当に早い。

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

※南東側の見晴らし。遠くに太平洋が見える。
 

※こちらは反対の北西側。山と川の対比がプチ秘境感。同じスポットでこうまで風景が変わるとは・・・
 
そして、再び新宮駅に戻り、熊野・尾鷲・紀伊長島を経由して多気(マップ⑥)に向かう。紀伊長島からはトンネルに入り、しかも暗いので何も風景は見えない。この路線が最も長く乗車した路線で、なんと3時間も同じ電車に乗車。風景も楽しめないので、スマホで電子書籍(グイン・サーガ)をひたすら読んでいたが、さすがに疲れがたまってくる。

 

5.ようやく松阪に到着

多気から松阪駅(マップ⑦)に到着したのがなんと21:14で、あたりはもう真っ暗。鉄道乗りづくしの一日で、私たち親子そろってヘトヘト。

※JR松阪駅に到着。鉄橋ですぐ隣の近鉄松阪駅で相互乗り換えができる珍しいタイプ。
 
 
そのまま駅近くのホテルにチェックインして、すぐに就寝する。とりあえず初日はこんな感じで、電車に乗りっぱなしの一日となってしまった。2日目の様子はまた次回にでも。