企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【行楽】Sabosanの和歌山漫遊記 その2/紀州鉄道や有田川鉄道公園を巡り、ローカル鉄道の歴史に触れる

前回続きを。 翌日は和歌山県海南市にある和歌山マリーナシティを訪れて、家族で丸一日そこで遊んだが、その模様は割愛。

 

1.国内屈指のミニローカル路線 紀州鉄道

3日目に立ち寄ったのは和歌山県御坊市で、お目当ては紀州鉄道。以前にBS放送の「鉄道・絶景の旅」において紹介されたことがあり、子供のリクエストもあって一度訪れてみたいと思っていた。

 

この紀州鉄道は、1930年代に運行が開始された御坊臨港鉄道がその前身で、御坊駅と西御坊駅の2.8kmをつなぐミニローカル鉄道である。終点までの乗車時間はわずか8分と非常に短く、乗車駅もたったの5つしかない。

 

ちなみに、この鉄道は利用客もそれほど多くなく、JR御坊駅から同じ方面に向けてバスも運行されており、いつ廃線になってもおかしくないのだが、東京のとある不動産開発系の会社が「○○鉄道株式会社」という社名欲しさのために(宣伝広告の一環として)、同社を買収して現在に至るのだという。確かにHPには、ホテル事業や鉄道事業が表記されているが、両者は地理的に密接しておらず、あまりシナジーはなさそうだ・・。

 

紀州鉄道株式会社


紀州鉄道は、御坊からはしばらく田園地帯をトコトコと走るが、やがて狭い民家の間をすり抜けていく。また車体がグラングランとやたらよく揺れてちょっとしたアトラクションのよう。「これぞローカル鉄道」を体現したような鉄道だが、まさしくここ御坊でしか乗ることができない貴重な文化遺産(?)だと思う。

 


2.廃線されたローカル鉄道の思い出 有田川鉄道公園

結局、御坊市には1時間ほど滞在してから、車で和歌山県有田郡有田川町にある有田川鉄道公園へと足を延ばす。ここが今回の旅行の最終目的地だ。

 

 
有田鉄道は2003年まで運行されていたが、利用客の減少により廃線となってしまう。その後2010年に有田鉄道の歴史を伝えるべく旧有田鉄道金屋口駅を整備して鉄道公園が作られた。

 

 

元は、駅舎であったためか、東西に細長い公園となっている。入り口には蒸気機関車が飾られており、奥には有田鉄道で運行されていたキハなどの電車が保管されている。中でも目玉は、中央部に建築されている鉄道交流館だ。内部では有田鉄道の歴史を伝える写真やミニチュア模型が展示されている。特に子供が喜んだのが、有田鉄道を模したNゲージセット。入館料以外に別料金を支払えば、このNゲージも運転することができるのだ。

 

3.まとめ

和歌山旅行といっても、2日目を除き、ほとんどローカル鉄道巡りとなってしまったが、こういうことができるのは子供が小さい時だけだし、これはこれでよいと思う。むしろ、和歌山のローカル鉄道の歴史や経営努力などが感じられて、大人でも楽しむことができた旅だった。