企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【転職】転職活動でご縁がなかった会社/3社目 C社(大手リフォーム工事会社)

前回に続き、今春に私が転職活動を行った際に不合格となった会社の紹介。今回は3社目。

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<3社目 C社(大阪府)大手リフォーム工事会社 経営管理部/法務課長>

2/6 人材紹介会社からスカウトメールを受信
2/7 応募
2/14 一次面接(自宅よりオンライン)
2/19 SPI受験(大阪梅田付近のテストセンター)
2/21 二次面接(自宅よりオンライン)
2/22 選考結果は不合格


結局、私以外の人物が合格し、求人自体はすでにクローズしているが、2月当時にEVERNOTEに求人情報を記録していた。その概要は以下のとおり。

 

■採用背景
・現状は法務については親会社が業務を行っております。今回募集を行うことで同社でも法務の新規部署立ち上げを考えております。責任者ポストとしての募集です。
■業務内容
・契約書等のリーガルチェック/コンプライアンス・リスク管理体制の推進に係る業務
・内部統制システムの構築・運用/社内からの法務相談対応
・稟議システムの運用/経営上重要な訴訟又は応訴、和解等に関する諸対応
■応募資格/応募条件
・法務の業務経験がある方
・法務の責任者としての経験がある方
■転勤
・当面なし
・総合職での採用ですので、転勤が発生する可能性があります
■予定年収
700万円~900万円

 

まず、今年の1月下旬に某大手人材紹介会社に登録したところ、比較的早い時期にC社からプレミアムオファーレターが到着。このような経験は初めて。

 

 

 

早速C社に興味が湧いたので、OpenworkなどのクチコミサイトでC社の評判を調べたところ、どうもネガティブな書き込みが多い。離職率もそれなりに高いようだ。正直なところあまり気が進まなかったが、とりあえず応募することに。

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すると、とりあえずトントン拍子で二次面接まで到達する。ただし、個人的に苦労したのがSPI。C社の場合、自宅でのオンライン受験ではなく、駅近辺のテストセンターで受験を指定される。

 

当日は、受験時間の30分前に現地を訪れて、受付を済ませる。その後、ロッカーに私物を預けて、メモ用のマジックボードをもらって別室のパソコンで受験。そこは面白い空間で、SPIに限らず、様々なジャンルの受験者がいた。当日は5~6名の受験者が常時出入りしていたと思う。ちなみに、今回の転職活動で最もてこずったのがSPIで、こんな受験者泣かせのテストはもう二度とやりたくない。

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一次面接と二次面接はともに自宅からオンラインで実施。一次面接は、C社の人事部の担当者が対応し、質問内容は自己紹介・志望動機・キャリア説明など一般的な内容で30分ほどで終了する。少し日を置いてから実施された二次面接では親会社の法務担当者3名が面接官となり、実務ベースに突っ込んだ質問(契約書、建設業法、コンプライアンス等)を受ける。せっかくなので、その際に私から質問したところ、

  • 過去に転職入社した前任者(法務課長)が在籍していたが、「入社前のイメージと違った」と比較的短期間で離職。
  • 不動産業界という立場上、土日に営業マンから相談の電話がかかってくることもあり、その場合には対応が必要。

という事実が判明し、やる気がしぼんでしまった。そのためか二次面接の結果は不合格。ただし、その直後に現職企業から内定を頂いて、すぐに転職活動を終了したので、結果として良かったのかもしれないが。

 

いずれせによ、今年の2月当時は前職企業で働きながら転職活動をしていたので、目まぐるしい殺人的な忙しさだった。しかし、比較的短期間で転職活動が終了し、あれから9ケ月が経過した現在、ゆっくりと当時の状況を振り返る(そしてブログに記録として残せる)余裕ができたのは何ともありがたい話・・・。