1.メタノートとは
私は、半年ほど前から「メタノート」というものを実践している。すなわち、仕事・プライベートを問わず、頭に浮かんだアイデア、自分の考えをノートに書き記していくというものだ。(先日した紹介した読書ノートとはまた別)
例えば、
・自分が取り組んでいる仕事の課題や問題点
・その日に印象に残った出来事
・新聞やテレビの感想
・その日良かった事、悪かった事
・欲しいもの
・育児の感想
などカテゴリーは問わない。何でも良いので、考えたことをコツコツとノートに文書化していくのだ。そして、時折これを読み返して必要に応じて自分の考えをさらに書き記す。これは即効性のある代物ではなく、始めたからといって特段の成果は表れにくいかもしれない。ただし、継続すれば、
①自分の考えを一元化できる。
②過去の自分が何を考えていたかを確認することができる。
③過去の考えを別の角度から見直すことにより、新しいアイデアを生み出すことができる。
というメリットがあると思う。
私もこれを始めたきっかけは、昔読んだビジネス雑誌において、ユニチャームの高橋慶一朗会長が何でもノートにメモをとる習慣を継続しており、その数は数百冊にも及ぶという記事を見つけて、非常に強い印象を受けたからである。
http://www.momocafe.oheya.jp/blog/archives/2010_3_29_805.html
http://d.hatena.ne.jp/g-place/20100302
2.非常にシンプルなノート術
この何でもメモをとるという習慣はビジネスパーソンには非常に重要なスキルだと思う。普通、何かを考えたとしても、そのままにしておけば、海面に浮かぶ泡のごとくすぐにしぼんで記憶から消えてしまう。ところが、ノートという外部記録媒体に保存することによって、そのようなことを防ぐことができるのだ。(もっとも、アナログ式の場合には検索性に難があるのが問題だが)
昨日産経新聞の夕刊でもフェリシモの矢崎社長も同様のことを行っているという紹介記事があったので、よい機会と思い、本ブログの話題として取り上げてみた次第だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101201-00000142-san-bus_all
私の場合、現時点ではそれほどたいしたことは書いてはいないのだが、情報整理術の一環として、EVERNOTEと並行してうまくやっていきたいと考えている。すなわち、ネットなどで入手した情報はEVERNOTEへ保管する一方、自分の頭の思考はメタノートへ書き記すというスタイルではどうだろうか、とぼんやりと考えている。
最近、EVERNOTEやiPod touchを使うにつれて、「アナログの良さ」にも気づくようになり、その代表格であるノートの使用方法を模索しているところだ。こちらについては、今後も触れていきたい。
http://cyblog.jp/modules/weblogs/5135
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