すっかり秋めいて穏やかな天気が続く今日この頃。先日も大阪府大東市の飯盛山に登ったばかり。
今回は兵庫県姫路市の桶居山(おけいやま)に登ってきたので、その様子を紹介したい。このあたりの山は岩稜が多く、播磨アルプスと呼ばれている。標高は250メートルほどでそれほど高くないが、様々な展望が楽しめる。
当日はJR大阪駅から姫路方面の電車に乗車して曽根駅で下車。北に10分ほど歩くと豆先登山口に到着。ただ、登山口が普通の民家の隣で、非常に分かりにくかった。
1時間ほど登ると正面には巨大な岩盤の百間岩(ひゃっけんいわ)がそそり立つ。この百間岩の登りが、今回の登山の醍醐味。場所によっては角度が50度ぐらいありそうな急坂で、途中で四つん這いになって這うように登らないといけない。頂上から振り返ると眼下の街並みが広がる。
ここから西側の分岐に移動し、アップダウンを経て桶居山に向かう。尾根道からは南北の風景を左右に見渡せるなど見晴らしは抜群だ。
頂上に到着後、しばらく休憩してから一気に下って神社に到着する。そのまま南に歩けばひめじ別所駅に到着。ちなみに、一つ西隣がJR御着駅で、3年ほど前に戦国武将の黒田官兵衛が小寺家に仕えた御着城跡を訪れている。
このような感じで登山は無事に終了。11月に入ってかなり過ごしやすくなったが、登山を始めると暑くなって上着を脱いでしまう。しかし、登山にうってつけの気候が続くので、今月もう一回登山に出掛ける予定。その模様はまた今度に。