１．仕事帰りに寄り道
早いもので今年も盆休み。久しぶりの長期休暇なので仕事帰りに立ち寄ったのが大阪市西区にある大阪市立中央図書館。地下鉄千日前線で西長堀駅と直結している。
前職時代は会社が一つ隣の駅にあったので、仕事帰りにぶらぶら歩きながら図書館を訪れたもの。別会社に転職した現在はさすがに電車を乗り継ぐしかないが・・・。この図書館は平日午後８時半まで空いているので社会人が利用しやすい。その場合、夕飯代わりに駅近くにある天下一品でラーメンを食べるのはいつものお約束。
※こってり系がウリの天下一品。西長堀駅の北東出口のすぐ近く。
今回私が借りた本は、企業法務・マネジメント・プレゼンなど仕事関連書籍がメインだが、それ以外の本もある。これらの本を盆休みを含む今月中に読むつもり。
※子供時代にクリアしたことがある懐かしい東京創元社のゲームブックで、盆休みに再読するつもり。このように絶版本も地下書庫に保管されている。
私は、この図書館を利用する場合、まず事前に借りたい本をネットで予約している。そして図書館訪問時にはカウンターで手続きをすれば、すぐに本を借りることができる。さらに予約本の準備ができたら、メールでお知らせしてくれるのも地味に便利。
※ネットで予約すればおおむね１週間以内に手続が完了する。あとは図書館に取りにいくだけ。
大阪市立中央図書館は、関西圏の図書館の中では量・質ともになかなか充実しており、私はこれまでビジネス・法律・会計など様々なジャンルの本を借りて自己啓発に活用。借りた本の総数は軽く500冊は超えているだろう。現在、法務コンプライアンス部門のプレイング・マネジャーを務めているが、氷河期世代の私自身は、例えば大手企業の法務部門に所属してきちんとした法務教育を受けたことはなく、読書＆実務経験を中心にたたき上げで法務ノウハウを身に着けてきた。なので、自分をここまで育ててくれた大阪市立中央図書館は恩人のような存在。
２．早いものでもう３０年
この図書館は1996年に建て替えられたが、西長堀から北に３駅ほどの距離にある野田阪神の実家に住んでいた私にとって西長堀は自転車で十分通える距離で、しょっちゅう訪れていた。結婚して実家を離れた現在は、今回のように仕事帰りにたまに立ち寄る程度。
学生時代に借りていた本はファンタジー・SF・推理小説など。あとコミックもよく借りていた。
考えてみると、この図書館と私の付き合いはもうかれこれ30年近くになる。まさかここまで付き合いが長くなるとは夢にも思わなかったが・・・。特にありがたいのが２階のビジネス書コーナーに企業法務系の専門書が充実している点。結構、新刊が入荷するペースも早い。
※図書館２階のビジネス・法律・経済の一画に企業法務本が陳列。
当たり前の話だが、私たち市民は図書館で本を何冊借りても無料なので、こういった有益なサービスは最大限活用しないと損につきる。これからの日本は税金が高くなっていくのはほぼ確実だし、本を借りて、借りて、借りまくって少しでも元をとらなくては・・・！（←我ながらセコイ）いずれにせよ、大阪市立中央図書館には30年といわず、40年でも50年でもお世話になるかもしれない。
