企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【今週のお題】わたしがブログを書く理由/企業法務の文書屋とブロガーの二足のわらじ!?

特別お題「わたしがブログを書く理由

 
今週のはてなブログのお題はこちら。
 
私がブログを書き始めたのは2009年6月で、開始から14年が経過した現在、15年目に突入している。さすがに14年間も書き続けると、もはや生活習慣の一つになっている。自分でもこの継続力には驚くやら、感心するやら、あきれるやら・・・。
 
改めて私がブログを書き続ける理由として、思いつくのは以下のような感じ。
 
①人生を豊かにするため
私はアプリ「瞬間日記」で毎日日記を記録しているが、これが自分一人が読み返すことを想定している。
一方、ブログは他人に読まれることを前提としており、コメントをもらって、返事を書くこともあり、ある意味双方向的なメディアともいえる。このように小なりともメディアを運営する立場になると、今までに気がつかなかった新しい視点やヒントに気づくことがある。仕事のアイデアにつながったことも何度もあり、ブログのおかげで自分の人生が奥深く、豊かになっていることを実感。例えば、私のようなベテラン社会人(?)になれば、日常生活は「仕事する→食べる→寝る」という生活習慣のルーティンに埋没しがちだが、それだけの人生ではあまりに深みがなさすぎる・・・。ブログを書くことには、自分自身に内面的な刺激を与えるという一面があると思いたい。
 
②ライフログのツールとして活用するため
ブログは他者が読むことを想定しているが、実は書き手である私自身も熱心な読者でもある。どういうことかというと、私は、タスク管理アプリ「Microsoft To Do」に「半年前と一年前のブログを再読する」というタスクを登録し、毎月1回実行している。

 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

 

 
この定期的な振り返り(=人生レビュー)によって、「この時はこういうことがあったなあ」「当時の旅行でこの場所に訪れた」「転職活動では苦労したけど、今では良い思い出」という実感がわく。このように自分の人生を改めて奥深く味わうという意味でブログはとても役立つツールかもしれない。
 
③承認欲求を満たすため
私が2009年にブログ(※最初はSeasaaブログで、途中ではてなブログに引っ越し)を始めた当初は、訪問者は二桁台がせいぜいだったが、この1~2年は訪問者が100人~150人ぐらいで推移。さらに、読者がつけた「はてなスター」「はてなブックマーク」には一種のいいね感があり、書き手である私もおおいに励みになる。もちろん仕事や私生活で承認欲求をある程度満たすことはできるが、別の機会があってもいい。

 
④頭の体操を行うため
ブログを書く作業には、
  1. アイデアやネタを仕入れる(インプット)
  2. 文章を書いて公開する(アウトプット)
という二つのプロセスを経由し、それなりの時間と手間を要する。それだけ脳には一定の負荷がかかることになり、頭の体操やボケ防止になるのでないだろうか?これは根拠も何もない私の勝手な持論だが、テレビや動画を長時間ぼ~と眺めるより、有意義な時間の使い方だと思う。
 

 
⑤自分の仕事(=企業法務)に生かすため
プロフィール欄にあるとおり、私は20代後半から企業法務の仕事に従事してきた(会社や異動によっては与信管理や知的財産も担当している)。そして、企業法務のメイン業務といえば、商取引のリスクコントロール手段として、必要かつ適切な契約書を取引先と取り交わすこと。そうなると契約書の作成には一定の文書力が求められる。幸い私は学生時代から国語が得意で、契約書やビジネス文書の作成にはそれなりに自信がある。特に前職時代にはかなり多種多様な文書を作成しており、文書屋としてかなりの経験値を積んだ。
しかし、インターネット上で不特定多数の人に読まれることを想定した文章を書くという経験はないため、ブログは私にとって武者修行のようなもの。こうした経験はめぐりめぐって現在の企業法務の仕事にも良い影響を及ぼしてくれると信じたい。

 
とりあえず、以上がブログを書く理由といったところ。いつまで続けられるかわからないが、1週間に1~2回更新するスタイルで今後も継続していきたい。