企業法務担当者のビジネスキャリア術

氷河期世代の企業法務担当者がライフログとして日々の出来事を記録しています。2009年に開始したブログは16年目を迎えました。

【Lifehack】「世の中に赤の他人に対してタダで儲け話を持ちかけるオメデタイ人間なんているわけがない」/仕事中に投資用マンションの勧誘電話を受ける

1.仕事中の一コマより

先日、いつものように職場の自席において契約書のチェックを行っていたところ、私の携帯電話のバイブレータが反応した。携帯電話のディスプレイを確認すると、知らない電話番号なので「出ない方がいいかな?」と一瞬思ったのだが、廊下に出て電話に出てみた。そのやりとりは以下のとおり。

相手「あ、Sabosanのお電話でしょうか」
私「そうですが…」
相手「実は、私、●●●●株式会社の●●と申しまして、投資用マンションのご案内を行っております。ご興味はありませんでしょうか?」
私「全くありませんねえ~。」
相手「いやいや、そう言わずに話だけでも聞いて頂けませんか?私共のご案内している物件は非常に魅力的であり…」
私「申し訳ありませんが、いりませんので、遠慮します。すみません」(とガチャンと電話を切る)

電話を切った後、すばやく携帯電話の設定を着信拒否にしたのだが、なんともうんざりした気分であった。おそらく私の携帯電話の番号がどこからか漏れており、業者は入手した名簿をもとにかたっぱしから勧誘電話をかけているのであろう。

2.うまい話にはご用心

このような電話営業の仕事はブラック的で相当きつい面もあるだろうし、それはそれで同情もするのだが、だからといってヘタに仏心を出して相手に甘い顔をすると、たちまち食いものにされかねない。従って、このような場合には毅然とした態度で可及的すみやかにお断りするのが一番だと思う。 勧誘してくる人物は必ずと言っていいほど、「必ず儲かります。損しませんから。」と断言するもの。しかし、誰が見ず知らずの赤の他人に儲け話を持ちかける人がいるだろう。本当にそのようなうまい儲け話があるならば、他人に教えるわけがなく、自分一人でこっそりと独占するに決まっているはず。彼らは他人を「金のなる木」と認識しているからこそ、このように甘い声をかけるのだろう。

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3.マルチ商法の勧誘体験

今回のケースでふと思い出したのだが、過去に私は知人よりいわゆる「マルチ商法」(特定商取引法における「連鎖販売取引」にあたるもの)の勧誘を受けたことがある。勧誘者はいずれも「必ずもうかるよ!」「私と一緒に成功しよう!」という甘い誘い文句で勧誘してきたのだが、私はいずれも丁重な態度でお断りした。 その理由としては、上記のとおり「世の中に赤の他人に無償でわざわざ儲け話を持ちかけるオメデタイ人間なんているわけがない」という私なりの考えがあったから。

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当然ながらその知人らとは完全に人間関係が切れており、これで良かったのだと割り切っている私。 そういえば、昔読んだ「ナニワ金融道」でもマルチ商法に関するエピソードがあったと記憶している。久しぶりに再読したくなったので、ネットカフェに行った際にでも読んでみよう。いずれにせよ、うまい話にはご用心を。