先日、
産経新聞の夕刊にて、
検察事務官に大学生の就職先として人気が高まっているとの記事が掲載されていたが、ご存知の方もおられるかもしれない。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100125/trd1001251222003-n1.htm
やはり昨今の不景気を受けて、学生の安定志向が顕在化してきたということだろうか?また、これには平成13年に放映された
木村拓哉主演のドラマ
「HERO」の影響もあるらしい。私はこのドラマは観ていないため、あまり詳しいことは知らないのだが、確か型破りな主人公検事が悪と闘う、という話だったと記憶している。その中に
検察事務官は登場しており、それが
知名度アップに拍車をかけたようだ。
検察事務官というと、ニュースで検察の特捜が入った際に、「怖い顔をしてゾロゾロと
ダンボール箱を運んでいる人達」というイメージがあるのだが、実は私の中学時代の友人が
検察事務官として勤めている。本人は大学卒業後某大手メーカーに就職したのだが、事情によりそちらを退職し、無職のまま受験勉強に専念して見事
検察事務官へと転身したというキャリアの持ち主だ。最後に会ったのが、3年ほど前の同窓会なので今はどうしているのか、あまり良く知らないが、結婚して元気にやっているらしい。再会当時、その友人に言わせると、上司となる検事もいろんなタイプがあり、相性次第でストレスを受けることもあるとの事。公務員とはいえ、民間企業と同様になかなか大変なようだ。
そういえば、昔検察官を主人公にした漫画が週刊誌に連載されており、私はよくコンビニで立ち読みしていた。
不景気になると公務員志向や資格受験者が増加するというのが、昔からの決まりなのだが、ドラマにも影響されるとは驚きだ。逆に言えば、今まで
検察事務官の仕事があまり認知されていなかったということの裏返しだろう。このように、ドラマが法律職の認知度を上げるきっかけになることはいい事ではないだろうか(もちろんドラマと現実とは違うとは思うが)。私もこの記事を読んで、興味を抱いたのでこのドラマを観てみようかと考えている。
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