先日、図書館で借りてきたのが、こちらの一冊。実は、正直なところ、それほど期待していたわけではなかったが、読んでみるとヒントや気づきになる事が書かれており、意外と有意義だった。そこで、その感想を記しておこう。
本書の内容を要約すると、以下の通り。
- スマホは確かに便利なツールだが、便利すぎて依存性が強い一面がある。
- スマホを使う目的(自己成長や周囲への貢献)やマイルールを設定して、その範囲内で活用するべき。
- 人生の成功者は、スマホをエンタメではなく、ビジネス用途に利用している。
- スマホのホーム画面のトップページには目的達成のためのアプリのみを配置する(娯楽用は別のページに配置する)
- 本棚に配置された書籍を見れば、当人の性格を把握できるように、スマホのホーム画面もまた同様である。
- 定期的にスマホのアプリをメンテナンスする。(使わないアプリは削除する等)
- スマホのメモアプリなどに自分の目標や夢を記録し、定期的に目を通してモチベーションを維持する。
冒頭の「スマホは依存性が強い」という言葉に思わずドキリとした。確かに電車の中でも駅のホームでも時間があれば、スマホを取り出してしまいがち。その時間が有意義ならば問題ないが、ゲームやSNSなどにしか使用していないならば、それは単なる時間の浪費に過ぎない。多少の娯楽ならば許されるだろうが・・・。
本書では、スマホに関する問題提起と対応方法について触れられている程度で、マニアックな使用方法まで紹介しているわけではない。しかし、個人的にはよいヒントを与えてくれた。とりあえず、スマホの利用目的やマイルールを可視化しておき、定期的に見直すという習慣を取り入れてみたい。
最後に、私のスマホのホーム画面(Android)を紹介しておこう。私の場合、Novaランチャーというアプリでホーム画面を使いやすいようにカスタムしている。このカスタマイズ性の強さがAndroidの強みだろう。
なにはともわれ、無自覚、無目的のままスマホに触れるのではなく、目的意識をもって便利ツールという位置づけでスマホを使いこなしていきたい。