前回に続いて旅行2日目のレポート。
1.山陰ジオパークのジオスポット
ホテルから北に向かって車で移動すると、30分ほどで鳥取砂丘に到着。
訪れたのは午前中だったにもかかわらず、日差しが強い猛暑。ただ、日本海を見下ろせる砂丘の上に立つと、日本海からの海風が吹き付けて気持ち良かったが・・・。周囲に広がるのは砂と海と空という圧巻の風景。やはり鳥取県を訪れたならば、ここは訪れておきたい。
その後、ホテルに戻る途中にある鳥取城跡に立ち寄って御城印を購入する。せっかくここまで来たので、ゲットしておきたい。
2.昭和の雰囲気が残る若桜鉄道
そして、車をホテルの駐車場にとめて、JR鳥取駅から因美線に乗車して郡家駅を目指す。この駅からは若桜鉄道が運行されている。終点の若桜駅まで20キロほどの長さで、全線が非電化区間のため、ディーゼル列車のみが運行されている典型的なローカル路線。
1両編成のディーゼル列車が単線をコトコトと揺れながら田舎を走るのはなかなか風情がある。30分ほどで終点の若桜駅に到着。若桜駅には蒸気機関車や転車台などの昭和レトロの雰囲気が味わえる鉄道遺産がそのまま残されていた。
この若桜駅から南に少し離れた所に続日本100名城に認定された若桜鬼ケ城跡(山城)がある。予定では家族を先にホテルに帰らせて、私一人で登山するつもりだったが、すでに夕方になっていたので、こちらは泣く泣く断念。この日のために、自宅から登山用のトレッキングポールを持参していたが、無駄になってしまった。
その代わりに若桜駅前の観光案内所で、若桜鬼ケ城の御城印を購入する。せめて若桜を訪れた記念に・・・。
そんな感じで、旅行2日目が終了。翌日の3日目は、帰宅がてら兵庫県北部の餘部鉄橋と「天空の城」竹田城を訪れたがその様子は次回に。
3.おまけ
ちなみに、この日(7月23日)は、東京オリンピックの開会式が行われた日で、宿泊した鳥取駅前のホテルでその中継を鑑賞。個人的には終盤のピクトグラムを模したパフォーマンスに感動。ドローンによる最新デジタル技術を使う一方で、このようなアナログ的な創意工夫に日本らしさが感じられ、非常に良かったと思う。