先日、京都市右京区にある愛宕山(あたごやま)に登ってきた。今回はその様子を紹介したい。
愛宕山といえば、京都市内から一望できる山のうち、東の比叡山に対する西の愛宕山と言われるぐらい有名。標高自体は924mで堂々としている。
当日は、阪急電車の嵐山駅からバスに乗車して北に向かう。途中の渡月橋を抜けて15分ほどで登山口のある清滝に到着。このあたりはちょっとした集落があり、その合間を抜けて登山開始。
愛宕山に登ったのは、今回が初めてだが、きちんと整備された階段混じりの道が多く、それほどきつくはない。ただ、周囲は木々ばかりで、見晴らしは良くないのが残念なところ。ようやく5合目あたりを越えると京都市内や亀岡市内を見下ろせる場所がちらほらと。
途中で何度か休みを取りながら、そのまま頂上の愛宕神社を目指して登り続ける。そうして、登山開始から2時間ほどでようやく頂上の愛宕神社に到着。後から知ったけれど愛宕神社は、防火・火伏の神の総本山らしく、お札を買う参拝者も多いとか。
神社の内部を少し散策してから、お昼ごはんを食べて一服。帰りは、登りと違ってJR保津峡駅方面に向かって南に向かうルートをたどる。1時間ほどで下山して、別の集落に到着する。そこからさらに舗装された道路を1時間ほど川沿いに歩くと駅にたどり着く。行きと違って誰ともすれ違わず、川の音しか聞こえない静かな場所。
ちなみに、JR保津峡駅は、川の上に駅があるという全国でも珍しいタイプの無人駅。この川では、観光名物で有名な保津川下りが行われており、かなり昔に夫婦で体験したことがある。
今回の登山はこのような感じで4時間弱で終了。どちらかと言うと、私は見晴らしを楽しみながら山に登るのが好きなので、愛宕山は眺望がイマイチで残念。次回の登山に期待したい。
次回の登山はGWあたりを計画中。これから気候も過ごしやすく、登山にうってつけの時期が続く。次はどの山に登ろうか。