企業法務担当者のビジネスキャリア術

転職経験が豊富な企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【プライベート】近年急増している児童虐待事件に思うこと/日々、二児の子育てに取り組んでいる父親のつぶやき

1.急増する児童虐待事件 先日、千葉県柏市において2歳の子供を餓死させたとして両親が逮捕されたというニュースが報道された。ご存じの方も多いかもしれない。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110810-OYT1T00161.htm http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110810ddm041040107000c.html どうもこの1,2年にこの手の虐待事件が急増しているように思える。今でも印象的な事件は大阪市で起こった以下の事件である。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/258009 http://www.asahi.com/edu/kosodate/news/OSK201007310147.html 子供が産まれる前の私ならば、このようなニュースには同情はするものの、それほど自分の身に置き換えて深く考えることはしなかったであろう。しかし、今や私も二児の父親であり、決して他人事ではない。このようなニュースを目にするたびに、「自分が同じ状況であったならば、どうしていたのだろうか」と眉をひそめながら読んでいる私である。 2.育児という経験を通じて学んだこと 私も父親になって3年以上が経過しているが、育児というものに実際取り組んでみると、子育てということは本当に大変だということを以下のとおり実感している。 ・夜泣きで寝不足になる(我が家の場合、連日の深夜ドライブでヘトヘトに・・・) ・ミルクやおむつなどにかかる経費が決してばかにならず、自由に使えるお金が減る ・趣味や娯楽に使う時間が減る ・鑑賞するテレビ番組が子供向け番組に占領されてしまう(我が家ではきかんしゃトーマスアンパンマンなど) 子供が産まれる前は、私もなんとなく「育児も大変なんだろうな」と思っていたが、経験してみるとその大変さがよ~くわかる。改めて親のありがたみを実感したほどである。しかし、育児にはもちろんマイナス面のみがあるわけではない。例えば、 ・育児という経験を通じて自分の人生に「幅」ができ、人間としてより一歩成長できる ・子供のわがままに付き合わされるため、我慢強くなる ・子供ができることが一つ一つ増える(成長を実感する)たびにうれしくなる 最近、長男の言葉が急に増え始めて、「パパ、おはよう」「パパ、でんしゃ乗~せて」「バス乗~せて」とよくしゃべるのだが、かわいらしい声にほほえましく思うのだが(思春期の声変わりはあまり想像したくない・・・)、特に何より子供の笑顔と寝顔を見ると、疲れなど吹き飛んでしまう。そういえば、ある高名な学者が「自分の人生で最も幸せな時間は子供とお風呂に入っているときである」と発言したそうだ。これは確かにそうかもしれない。 3.私の育児への取り組み方 「子作りは一瞬、子育ては一生」という格言があるように、恋愛と結婚は全くの別物である。すなわち、結婚生活というものは単なる恋愛の延長ではない。結婚して子供を授かった以上、20年近く費やして本人をしっかりと育てる必要がある。具体的には、朝昼晩のごはんをきっちり食べさせた上、きちんとしつけを行い、十分な教育を与える、など。従って、虐待などはもってのほかで親自身も自分を律して一人の人間として成長していく必要があるのではないだろうか。 なお、私は受験勉強に偏重した詰込み型教育には否定的な方で(私自身、小中高生時代に塾や予備校のお世話になったことはない)、一定の知識を習得する勉強はそれはそれで大事なのだけど、それ以外の「地頭」「生きる力」「人間力」というものを子供たちに身に着けさせたいと考えている。例えば、以下のような姿勢、性格を身に着けてほしいものだ。 ・我慢すること。我慢して努力すれば、いつかは報われると信じること ・独力で自分の人生を切り開く気概を持ち、自分の人生スキルを向上させること ・地道な努力をいとわないこと ・快活さを失わず、人に好かれること もっとも、口で「将来はこうなってほしい」と言うのは非常に簡単なもので、結局のところ、私たち夫婦の日々の接し方と本人の資質次第であろう。そのための「テクニック」などあるわけなく、どの親も試行錯誤して体当たりしつつ、なんとかやっていくしかない。ただ、それによって、子供だけではなく、同時に親も一人の人間として成長する機会があるのではないかと思う。 4.まとめ わんぱくになりつつある子供達と日々格闘していると、それほど余裕がある子育てというものではないのだが、ある意味、達観しつつ、楽しんで育児に取り組んでいきたいと考える私である。
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