企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【その他】学生時代に夢中になった三国志がリバイバル中/その1(小説・漫画編)

1.LINEスタンプに登場

私は、仕事を終わって帰宅する際、帰りの電車で妻に対してLINEのメッセージを送っているが、最近妻からの返事には横山光輝の三国志の画像を送ってくることが多い。

横山光輝の漫画といえば、「鉄人28号」「バビル二世」などが有名だが、「項羽と劉邦」「伊達政宗」「徳川家康」等の歴史ものも描いており、その中でも「三国志」は、氏の代表作で全部で60巻にも及ぶ大長編である。実は、私はかつて同作品のファンで学生時代には全巻を集めていたことがある。なんとも懐かしく思い、妻に聞いてみたところ、この横山版三国志の画像がLINEのネタ画像としてよく使用されているのだという。確かに原作には、登場人物が「むむっ」「げげえ」「ひ~」等のやや古めかしいセリフを使う場面があり、それが今の世代にはウケているのかもしれない。

調べてみると、LINEの公式スタンプもきちんと公開されている。元愛読者として、早速このスタンプを購入して利用している今日この頃。

 

2.三国志とは

三国志は、古代中国の後漢末期から三国時代にかけての国家の興亡を描いたもので、各地の群雄が自らの覇道を成就するべく、権謀術数をめぐらせ、他国と戦争を行い、領土拡大を目指していくという物語。作中では、「桃園の違い」「官途の戦い」「三顧の礼」「長坂橋の戦い」「赤壁の戦い」「五丈原の戦い」など様々な名場面が登場する。当初各地に乱立していた群雄は次第に淘汰されて、魏の曹操・呉の孫権・蜀の劉備による三国時代へと収斂されていく。そして、最終的には魏の重臣である司馬一族のクーデターにより成立した晋によって中国全土が統一され、三国時代は幕を閉じる・・・。

日本人におなじみの三国志は、明の時代に羅貫中によって発表された「三国志演義」によってイメージが確定している。しかし、これは作者によって創作された虚構もあり、実は史実と相違する箇所も多い。例えば、主人公の劉備の敵役である曹操は、どぎついほど悪役として描かれているが、実は武人や政治家としてだけではなく、詩人としても優れた人材である(ちなみに、私は三国志では曹操のファン)。また、劉備の軍師である諸葛亮は、天候すら動かす神がかり的な天才軍事指導者であるかのように描写されているが、これは少々誇大表現気味・・・。 

三国志演義 (一) (講談社学術文庫)

三国志演義 (一) (講談社学術文庫)

 

 日本人にとっては、吉川英治の三国志の方が有名かもしれない。本作は、「三国志演義」をベースにしつつ、大きくアレンジしたもので、日本人の三国志に対するイメージはこちらによって決定づけられたと言える。私も横山光輝版の三国志を読んだ後は、こちらを読んだが、主人公は最も勢力が小さい劉備や諸葛亮のため、判官贔屓の日本人には受けるのかもしれない。 

三国志(一) (吉川英治歴史時代文庫)

三国志(一) (吉川英治歴史時代文庫)

 

 その他思いつくのは、NHKで放映された人形劇やコーエーのシミュレーションゲームなどだが、それらについては次回に。