企業法務担当者のビジネスキャリア術

東証一部上場企業に勤務する企業法務担当者がライフログの一環として日々の出来事を記録しています。

【社会・経済】就職活動の時期来たる/社会人予備軍への私なりのアドバイス

今月に入って2017年卒業予定の就活生を対象とした採用活動が解禁された。各地で就活説明会などが開催されているためか、仕事帰りの電車や駅のあちらこちらで初々しいスーツ姿に身を包む若者たちを見かけることが多くなった。自分が就職活動をしていた頃を思い出しつつ、「大変だなあ」と感じることが多い。

そうした中、先日某知人の紹介で、就職活動中の学生と知り合う機会があったが、社会人としての心構えや仕事への取組みの姿勢について、私からアドバイスをさせてもらったので、以下のとおり簡単に紹介したい。

 

・学生時代は自分の気の合う人とだけ付き合って仲良くしていれば良いが、社会人は気の合わない人とうまくコミュニケーションをとって成果を出さなければならないときがある。つまり、ビジネスパーソンには、一定の人間関係構築能力が求められる。

・「最初に勤めた会社に3年は勤務するべき」という通説があるが、個人的には同感。(自分にとって身体的・精神的にダメージを受けるほどのブラック企業でない限り)まずは、なんらかの「縁」があって入社した会社で様々な経験を積んで、自分を成長させることに専念すること。それでも、どうしても違う道に進路転換したい場合に初めて転職を意識する。

・若手社会人が身に着けるべき仕事スキルとして、経済産業省が「社会人基礎力」という基準(アクション・シンキング・チームワーク)を公表している。この内容は、大多数の企業が求める若手人材の採用基準にほぼ合致しているので、就職活動のヒントとして把握することをお勧めしたい。

 ・無事内定がもらえても、就職してからの取組みが非常に大事。まずは言われたことをマニュアルどおりに完璧に実行することに専念する。仕事に自分流のオリジナルを出し始めるのは、入社3~4年後でも構わない。

私がアドバイスを行ったシューカツ生もどのような企業に働きたいのか、あまり明確なイメージが固まりきれていないという印象だったが、これは致し方ないと思う。日本の学生は、職業や仕事に対する教育を受ける機会がほとんどないからだ。従って、このあたりは失敗しながらも、手探りで自分なりの価値観を模索していくしかないだろう。 

入社1年目の教科書

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